プロパンガス(LPG)とは?都市ガスとの8つの違いや最安業者の選定方法を徹底解説

プロパンガス(LPG)は料金が高いということは聞くけど、その他プロパンガス(LPG)の特徴や都市ガスと比較した違い等について気になっていませんか?

プロパンガス(LPG)は、石油を原料としたクリーンなエネルギーとして注目されており、都市ガスよりも低いイニシャルコストで導入出来ることや、災害時の復旧も非常に早いといった特徴があります。

一方で、プロパンガス(LPG)は「自由料金制」や料金の公表に関する法整備が進んでいなかったという歴史から、都市ガスに比べてランニングコストが概ね2倍程高いというデメリットがあるのも事実です。

しかしながら、プロパンガス(LPG)も近年は法改正等に伴って低価格化してきているため、業者変更を行うことで月々のガス代を大きく下げることが出来る場合が多くなっています。

このページでは、プロパンガス(LPG)に関する専門知識がない人でも都市ガスとの違いや安いプロパンガス業者の選定についてまで詳しく理解出来るように、以下の流れに沿って分かりやすく解説していきます。

このページをすべて読めば、プロパンガス(LPG)についての詳細な理解が得られ、最安のプロパンガス業者の選定が出来るようになるでしょう。

1. プロパンガス(LPG)を知るための10の基礎知識

プロパンガス(LPG)を知るための10の基礎知識

  1. 石油を原料としている
  2. アメリカが最大の輸入国
  3. 専用ボンベから供給を行う
  4. プロパンガス(LPG)は空気より重い
  5. 熱量(火力)が大きい
  6. 災害時の復旧が早い
  7. イニシャルコストが安い
  8. ランニングコスト(料金)が高い
  9. プロパンガス(LPG)には4つの料金体系がある
  10. プロパンガス(LPG)は様々なものに応用されている

プロパンガス(LPG)は、大きなボンベにガスが入っていることや都市ガスに比べて料金が高いことは一般的に知られていますが、その他上記のように主な10の特徴があります。

この章では、プロパンガス(LPG)を知るための10の基礎知識について順を追って説明していきたいと思います。

1-1. 石油を原料としている

プロパンガスは「LPG」とも言われますが、プロパンガスは石油を原料とした「液化石油ガス」のことを言い、英語表記すると「Liquefied Petroleum Gas」となるため、その頭文字を取って「LPG」又は「LPガス」と呼ばれています

LPGはプロパンやブタン等が主成分で、これらを冷却圧縮して液化させてボンベに充填したものですが、成分の約70%をプロパンが占めることから「プロパンガス」と呼ばれるようになりました。

ガスとは言いますが、その名の通り液化されたガスがボンベの中に液体として充填されているという特徴があります。

1-2. アメリカが最大の輸入国

プロパンガス(LPG)は、基本的に海外からの輸入によって賄われており最大の輸入国はアメリカで、次いで2位がカタール、3位UAEと、この3カ国が主要な輸入先となっています。

日本では、法律によりエネルギーの備蓄が義務付けられていますが、義務付けられているエネルギーは石油とLPガスのみ(都市ガスの原料となる天然ガスには備蓄義務がない)で、LPガス(プロパンガス)には民間で義務付けられている備蓄と国の備蓄とがあるため、緊急時でも一定期間は供給がされるというメリットがあります。

また、環太平洋域を中心とした新規天然ガスプロジェクトに伴うLPガス(プロパンガス)の増産体制も見込まれる等、調達先の多様化でさらなる安定供給が見込まれています。

1-3. 専用ボンベから供給を行う

出典:https://www.buyo-ekika.co.jp

プロパンガスは、上記の写真のように専用ボンベを建物横に設置して、そこから建物内のガス機器や給湯器等にガスを供給して利用されます。

ボンベは、以下の写真のように用途や必要な量に応じて様々な種類があり、利用人数に応じた分量のボンベが設置されます。

出典:https://blogs.yahoo.co.jp/nasusan1915/37404652.html

また、小型のボンベは屋外のイベントやキャンプ場等でも多く利用されており、都市ガスと違い持ち運びが出来るという点で災害時等にも重宝されています。

1-4. プロパンガスは空気より重い

出典:https://www.nipg.co.jp/about_lp_gus/

プロパンガス(LPG)は、上記の写真のように空気の比重を「1」とするとプロパンガス(LPG)は「1.55」と言われているため空気より重く、ガス漏れが発生した場合には床周辺に滞留するという特徴があります。

そのため、プロパンガス(LPG)を利用する場合にはガス警報器が床から30センチ以内の位置に配置されます

逆に都市ガスは空気より軽いため、ガス漏れの際には天井周辺にガス警報器が取り付けられるのが特徴です。

また、本来ガスは無臭ですが、ガス漏れが分かるようにガスには特有の臭いがつけられています。

従って、臭いでガス漏れを感じた場合には、玄関扉を開けて床周辺に沈んだガスを外へ出すようにしましょう。

1-5. 熱量(火力)が大きい

一般的にプロパンガス(LPG)は火力が強いと言われますが、厳密には火力ではなく熱量が大きいという意味であり、例えば水を1℃上昇させるのに都市ガスの約半分の量で出来るため、熱量(火力)が大きいと言われています。

都市ガスと比較した場合、都市ガスは、1㎥当たり約11,000kcalの熱量であるのに対し、プロパンガスは1㎥当たり約24,000kcalで、都市ガスの2倍以上の熱量があります。

そのためプロパンガス(LPG)は、例えば同時に3口で調理を行う際にも都市ガスよりもそれぞれが強い火力を維持出来ることから、飲食店等でも重宝されています。

ただし、単純に熱量が大きい=火力が強いということではなく、ガスの種類に対応したガス機器を使用しなければ熱量の違いを火力に反映出来ないことに注意が必要です。

1-6. 災害時の復旧が早い

日本は、「地震列島」と言われるほど地震が多い国であるため、地震等の災害時に都市ガスが止まってしまい生活に大きな支障が出てしまうのが大きな問題となっています。

しかし、プロパンガス(LPG)は災害時でも個別の点検等を行えば早期復旧が可能なことから、避難所や仮設住宅でも利用される貴重なエネルギー源(政府は「最後の砦」と呼んでいる)となっています。

1-7. イニシャルコストが安い

プロパンガス(LPG)は、上記の写真のように建物横にガスボンベを配置してガス機器等との接続を行うというシンプルな導入方法になるため初期費用が安く、尚且つ場合によってはエアコンや給湯器等もプロパンガス業者のサービスで提供してもらえることもあるため、建築時の費用が大幅に抑えられるという特徴があります。

ただし、給湯器等の設備機器の提供を受けた場合にはその分料金が高く設定される場合があるため、サービス内容と料金体系を十分にヒアリングして、高い料金設定がされていないかを確認するようにしましょう。

1-8. ランニングコスト(料金)が高い

プロパンガス(LPG)は、イニシャルコストが安いという特徴がある一方で、ランニングコスト(料金)が高いという特徴もあり、「一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会」の調査によるとプロパンガス(LPG)は都市ガスより1.8倍〜2倍程度高いと言われています。

具体的には3章で解説しますが、料金が高い理由は「自由料金制」によって自由に高い料金設定がなされてきたことや、2017年まで料金の公表義務がなかったために「業者間のカルテル」が行われて当たり前のように高い相場が形成されたという歴史が関係しています。

現在も「自由料金制」は変わりませんが、「液石法」の改正等による料金公表の義務化によって価格の透明化等が進み、プロパンガス(LPG)料金を大幅に下げることが出来る環境が整っています

従って、現状の料金が高い場合や1年以上業者変更を行なっていない場合には、このページを読んだ上で最安業者に切り替えを行うことを強くおすすめします。

1-9. プロパンガス(LPG)には4つの料金体系がある

前述の通り、プロパンガス(LPG)は従来から現在に至るまで「自由料金制」であり、プロパンガス会社が自由に料金を設定出来るようになっています。

そして、料金体系は大きく分けて以下の表の4種類ありそれぞれ内容が異なるため、業者を変更して月々の料金を抑えることを検討する際には、自身の料金体系の種類を把握して他業者との金額比較を行いましょう。

「自由料金制」であるプロパンガス(LPG)の4つの料金体系
名称料金制度の内容
1. 二部料金制

出典:https://www.propane-npo.com

従量単価が固定で最も多く採用されている料金体系

2. スライド制 

出典:https://www.propane-npo.com

二部料金制では固定だった従量単価が、使用量によって上がっていく料金体系

3. 三部料金制 

出典:https://www.propane-npo.com

二部料金制では基本料金に含まれていた設備使用料(ガスメーター、自動切り替え式圧力調整器、集中監視システム等)が明示された、より高い透明性のある料金体系

4. 原料費調整制度 

出典:https://www.propane-npo.com

プロパンガスの輸入価格の変動を毎月の料金に連動させる料金体系。この制度は公共料金である都市ガスで採用されている料金体系で、4つの中では最も透明性が高く理想的な料金体系

 

このように、各料金体系毎に特徴があるため新規申し込みや業者変更を行う際には業者が採用している料金体系を確認し、同じ料金体系の業者同士で金額やサービス内容の比較を行うようにしましょう。

1-10. プロパンガス(LPG)は様々なものに応用されている

プロパンガス(LPG)は、住宅における給湯器やガスコンロ等のガス機器の他にも、クリーンエネルギーとして様々なものに活用されています。

代表的なものとして、プロパンガス(LPG)を燃料として走るLPG車があり、現在日本では約24万台にまで普及が進んでおり、主にタクシーやトラックなどの業務用車両に活用されています。

特にタクシーでLPG車の普及が進んでおり、クリーンな排気ガス、燃費の良さ、リッター当たりの販売価格はガソリンより安く経済性にも優れている等の特徴から環境問題を考慮して活用されています。

また、燃料の補給はLPガススタンドで行われますが、現在では全国都道府県の各主要都市を中心に約1,500ヶ所設置されているほか、教習所や法人の営業所等では低コストで設置出来る「簡易型LPガススタンド」の普及も進んでいます。

2. 都市ガスとプロパンガス(LPG)の8つの違いとは?

都市ガスやプロパンガス(LPG)は、どちらも日常生活を支えるインフラとして広く利用されていますが、実はその具体的な違いについては知られていません。

そこで、1章でご紹介したプロパンガス(LPG)の特徴に基づいて、都市ガスとの8つの違いについて以下の表にまとめてみました。

前述の通り、都市ガスと比べ料金が異なることは広く知られていますが、その他にも多くの違いがあります。

都市ガスとプロパンガス(LPG)の8つの違い
都市ガスプロパンガス(LPG)
1. 原料メタンを主成分とする天然ガス又は液化天然ガス(LNG)プロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガス(LPG)
2. 輸入国主な輸入先はオーストラリア主な輸入先はアメリカ
3. 供給方法道路下のガス管から供給

出典:https://home.tokyo-gas.co.jp

LPガスのボンベから供給

出典:http://www.oka-shouten.co.jp

4. 重さ空気より軽い空気より重い
5. 熱量(火力)1㎥当たり約11,000kcal1㎥当たり約24,000kcal(都市ガスの2倍以上の熱量
6. 災害時の復旧速度地中ガス管の点検等が必要で遅い個別点検のみで済むため早い
7. イニシャルコスト高い安い
8. ランニングコスト(料金)安い
(公共料金)
高い
(自由料金制)

都市ガスとプロパンガス(LPG)には、主に上記の表に示したような様々な違いがあります。

以下では、8つの違いそれぞれについて簡潔に解説していきたいと思います。

1-1. 原料の違い

都市ガスとプロパンガス(LNG)は、同じガスと言ってもそもそもの「原料」が異なります。

都市ガスは、メタンを主成分とする天然ガス又は液化天然ガス(LNG)が主成分で、一方プロパンガス(LNG)はプロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガス(LPG)が原料となっています。

どちらのガスも二酸化炭素の発生量が少ないため、環境にも良い理想的なエネルギーと言われています。

1-2. 供給方法の違い

都市ガスは、ガス会社の基地から上記の図のように道路下のガス管を利用して、各住宅やアパート・マンションの敷地内に引き込んで供給する方法がとられています。

プロパンガス(LPG)は、専門業者がボンベを各住宅へ配送し取り付けてガスの供給が行われます。

ガス料金の違いとして、ボンベの定期的な配送等の手間がかかるためにプロパンガス(LPG)の方が高いということも理由の一つに挙げられます。

具体的には後述しますが、都市ガスが通っているエリアであれば都市ガスかプロパンガス(LPG)か選択肢が生まれますが、都市ガス管が通っているエリアはまだまだ限られているため、エリア的にプロパンガス(LPG)しか選択肢がないという場合も非常に多いのが実態です。

1-3. 輸入国の違い

プロパンガス(LPG)は、1位アメリカ・2位カタール・3位UAEの3カ国が主要な輸入先となっているのに対し、都市ガスは1位オーストラリア・2位マレーシア・3位カタールの3カ国が主要な輸入先となっています。

この他、都市ガスはロシアやインドネシアからの輸入も多いのが特徴です。

このように、原料が異なるために主な輸入先にも違いがあります。

1-4. 重さの違い

出典:https://home.tokyo-gas.co.jp

前述の通り、プロパンガス(LPG)は空気より重いためガス漏れが起きた際には床周辺に滞留しますが、都市ガスは空気より軽いため上に上がっていくという特徴があり、ガス警報器も天井付近に設置されます。

万が一ガス漏れを感じた場合には、都市ガスの場合は窓を開ける等して部屋の上部に溜まったガスを外へ出すようにしましょう。

1-5. 熱量(火力)の違い

都市ガスは1㎥当たり約11,000kcalの熱量であるのに対し、プロパンガスは1㎥当たり約24,000kcalで、都市ガスの2倍以上の熱量があります。

この違いを例えると、都市ガスは水温を1℃あげるのにプロパンガス(LNG)よりも約2倍のガスを必要とするため、従量料金が高くなるのが特徴です。

ただし、公共料金である都市ガスは基本料金やそもそもの従量料金の単価が安いため、熱量(火力)が異なるとは言えどプロパンガス(LPG)の料金は高くなってしまうのが実情です。

1-6. 災害時の復旧速度の違い

地震等の災害時、プロパンガス(LPG)は個別点検で復旧が可能な場合がほとんどなため数日で復旧出来るのに対し、都市ガスは基地局から消費者のガス機器までのガス管の点検や修理が必要なため、数週間〜場合によっては1月程かかる場合が多いというデメリットがあります。

しかしながら、現在は都市ガス業者各社も、一般社団法人日本ガス協会を通じて地震後の復旧に対する相互連携体制を整える等、復旧速度向上に力を入れていると言われています。

1-7. イニシャルコストの違い

導入時に関しては、プロパンガス(LPG)のイニシャルコストが安いのに対して都市ガスは、前面道路の下に埋まっているガス管から自身の住宅やアパート・マンションの敷地内にガス管を引き込むため、地面の掘削やアスファルトの埋め戻し等大掛かりな工事を必要とするためイニシャルコストが高いという特徴があります。

このような理由から、都市ガスはランニングコスト(料金)が安く、プロパンガス(LPG)はイニシャルコストが安いと言われています。

1-8. ランニングコスト(料金)の違い

既にご紹介した通り、都市ガスとプロパンガス(LPG)はランニングコストが約1.8倍〜2倍程違います。

そもそも都市ガスは公共料金であるため、プロパンガス(LPG)と違い料金設定の際には国の認可を受ける必要がある等、国民が安定的な日常生活を送るために都市ガス料金は安価に設定されてきました

さらに都市ガスは、2017年に電力同様に小売自由化となったため多数の企業が都市ガス業界への参入を発表していますが、変わらず公共料金として国の認可を受ける必要があることで高い料金設定がなされる可能性は低く、参入企業同士の価格競争によりさらなる低価格化も見込まれています

同様に、プロパンガス(LPG)業界も法整備による料金公表義務や価格競争等の理由によって低価格化が進んでいるため、1年以上業者変更を行なっていない場合には、『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口』等を利用して業者変更を行うことをおすすめします。

3. プロパンガス(LPG)のランニングコストが都市ガスより概ね2倍高い5つの理由

地域や契約内容等によっても変わりますが、上記のような様々な理由によりプロパンガス(LPG)は都市ガスより約1.8倍〜2倍程高いと言われています。

以下では、それぞれの理由について詳しく解説していきたいと思います。

3-1. プロパンガス(LPG)は配送管理に手間や人件費がかかるため

プロパンガス(LPG)のボンベは、世帯人数に対して必要分が設置されおよそ2ヶ月に1回ペースで交換がなされますが、この交換に要する配送管理や人件費が月々の料金に上乗せされるためプロパンガス料金が高くなる要因の一つとなっています。

これは、単純に物理的な問題が料金に与える影響の話ですが、これ以降はプロパンガス(LPG)に関する法整備がされていなかったために不透明な料金設定がなされたり、業者間のカルテルが行われる故に料金が高くなる等の業界の裏話と言える理由について解説していきます。

3-2. プロパンガス(LPG)は自由料金制であったため

出典:http://lpg-c.net/tops/article/high-reason#4

プロパンガス(LPG)は、都市ガスと違い従来から現在に至るまで「自由料金制」であり、プロパンガス業者が自由に料金を設定出来る上に、2017年までは料金明細の公表義務もなかったことから、当たり前のように日本全国で高い料金相場が作られてしまった…というのがプロパンガス(LPG)の料金が高い大きな理由の一つとなっています。

しかしながら、現在では具体的な料金に関する明細の公表が義務化される等、業界の悪しき風習にテコ入れがなされており、消費者がきちんとした知識のもとでしっかりと業者比較を行うことで料金を安く抑えることが可能となっています。

3-3. プロパンガス業者同士で繋がっている場合が多いため

「自由料金制」と相まってプロパンガス(LPG)の高い料金相場が築かれた理由として、各地域で業者同士が繋がって価格調整が行われた結果、価格競争による値下げが起こらず料金が高いまま放置されて来たということも挙げられます。

都市ガスのように国による監視や規制等もなく、定期的にガスボンベの配送が必要なエリア性の強いプロパンガス業界では、業者同志の自然競合が起こりにくく、むしろ業者同志で繋がって競合を回避したり、価格調整を行うことで大きな利潤の確保が可能であったという社会的背景もプロパンガス料金を高くした理由の一つと言えます。

3-4. 設備費が月々の料金に上乗せされていることが多いため

あまり知られていない裏話ですが、建物建築の現場では、建物の新築に際して、プロパンガス業者が仕事を獲得するために建設会社へ給湯器やエアコン等の設備を無償提供するというケースが多く存在しています

このような場合、プロパンガス業者は当然その費用を毎月のガス料金に上乗せして料金設定を行うため、オーナーは知らないうちに高いガス料金を徴収されているということが珍しくありません

戸建住宅であればオーナーが高いガス料金を負担しますが、賃貸住宅では実質的には入居者が高いガス料金を負担することになるため、物件の競争力が下がり空室率が上昇する要因にもなっているのが実態です。

3-5. 消費者が十分な情報を持っていないため

プロパンガス(LPG)が高い理由として、消費者がプロパンガス(LPG)を公共料金だと勘違いしていたり、 解説したようなプロパンガス(LPG)の料金設定の仕組みを理解していないということが挙げられます。

また、前述の通り料金の公表義務等がなかったため、自分の利用しているプロパンガス(LPG)が実際にどれだけ高いのか等を調べようがなかったというのも理由の一つと言えるでしょう。

その他、プロパンガス(LPG)の価格を検討する指標として以下の表のような石油価格の変動が挙げられます。

プロパンガス(LPG)は、主成分が石油ガスであるため石油価格に連動してガス料金も変動します。

表から分かるように、2014年から石油価格が低下しているため、現在ではプロパンガス料金も低価格化してきています

2018年〜2019年の推移を見ても、下のグラフ同様に400ドル/トンで推移しており、ここ5・6年は安定して低価格で推移しています

このように、価格の透明化や価格競争及び石油価格の低下等、プロパンガス(LPG)の料金が安くなる条件は多数揃ってきているため、1年以上業者変更を行っていない場合や月々の料金が高いという場合には、後述の[1年以上同じ業者の場合には他社の見積もりを比較して変更を検討すべき!]等を読んで、最良業者への切り替えをおすすめします。

出典:http://lpg-c.net/tops/article/high-reason#4

4. プロパンガス(LPG)から都市ガスへの切り替えは現実的に困難な場合がほとんど!

プロパンガス(LPG)が高いと感じている場合、業者変更以外に都市ガスへの変更を検討する人もいるかと思いますが、都市ガスへの切り替えは現実的に困難な場合がほとんどであるため、切替えではなくプロパンガス業者の変更を行うことが最も現実的な方法と言えます。

以下、3つの理由について具体的に解説していきます。

4-1. 都市ガス引き込みやガス機器交換に多額の費用がかかる

切替で見込まれる多額の費用がかかる要因

  1. 前面道路から都市ガスの配管を敷地内に引き込む必要がある
  2. 建物へ都市ガス用の配管を通す工事が必要となる
  3. 給湯器やコンロ等のガス機器の全面交換が必要となる

前述の表で紹介した通り、都市ガスとプロパンガス(LPG)は供給方法が異なるため、切替を行う際には前面道路から配管を引っ張ってくる必要があります。

また、都市ガスとプロパンガス(LPG)は、ガスの成分が異なることから対応するガス機器も異なるために交換が必要になることや、そもそも建物に都市ガスを供給する配管を通す必要があるため、外壁や床を外しての大掛かりな工事を行う必要があります。

その結果、戸建住宅であっても数十万円単位での工事費がかかったり、アパート等のように世帯数が多い場合には数百万円単位の工事費がかかります

実際にガス料金が安くなったとしても、これだけの多額の切替費用を月々のガス料金の差額から回収することは現実的ではないため、都市ガスへの切替を検討するのではなく、安いプロパンガス業者への変更を行うことを検討すべきと言えます。

4-2. 切替えに伴い一定期間ガスを使用出来ない期間がある

仮に、上記のような切替工事を行なったとしても工事期間中はガスが使用出来ないため、例えばアパートやマンションの切替を行う場合には、工事期間中の入居者への風呂等の提供方法の検討や、その他生活の補償を検討する必要がある等、実際の工事費以外にも多額の費用や手間がかかります

このような理由からも、都市ガスへの切替は現実的ではないため、安いプロパンガス業者への変更を検討しましょう。

4-3. そもそも都市ガスが通っていないエリアが多い

日本では、年々都市ガスの供給エリアの拡大が進んではいるものの、全国的に見るとまだまだ都市ガスが通っていないエリアは多く、日本の総世帯数の約40%(約2400万世帯)がプロパンガス(LPG)を利用しています。

以下のガス導管マップから分かるように、大都市圏の普及率は高くなっていますが地方はまだまだ少なく、神奈川県や千葉県等でさえ市街地を離れると都市ガスが通っていないエリアが多数あります。

出典:https://www.enecho.meti.go.jp

このように、都市ガスが通っているエリアはまだまだ少なく、仮に近くまで配管が来ていたとしても敷地前面にまで配管が通っていない限り、敷地前までの配管を延長する費用も負担することになるため多額の費用がかかってしまいます。

このように、都市ガスへの切替は費用や手間の面からも現実的ではないため、手立てとしては他社の見積もりを比較して少しでも安い業者を選定するしかないと言っても過言ではありません

価格の透明化や国による価格の健全化対策等により、プロパンガス会社間での価格競争も増していきているため、プロパンガス業者を比較検討の上で安い業者を選定する方法が一番効率的に料金を抑える方法となっています。

5. 1年以上同じ業者の場合には他社の見積もりと比較して変更を検討すべき!

1年以上同じプロパン業者を使っている人は、業者変更によりガス料金を大きく下げられる可能性が高い!

プロパンガス業界は、前述の通り「自由料金制」や「業者間のカルテル」等により高い料金相場が作られてしまうといった問題が日本全体で多く発生しました。

このような業界の問題を解決するために、資源エネルギー庁は平成29年4月より「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」や省令等の一部改正及び取引適正化ガイドラインの公表を行い、料金の計算根拠を示すことを義務化する等、料金設定の透明化が推し勧められるようになりました。

そして、これらに協力しない業者には更なる措置を検討することも公表されたことで、料金等の根拠を示すのはもちろんのこと、価格競争含め様々なサービスを行う等の営業努力を行って顧客を獲得せざるを得ない状況になっています。

こういった国の政策やガスの原料となる原油価格の低下によって、現在ではプロパンガス業者の変更で大きな経済的メリットを受けられる環境が整っています

従って、少なくとも1年以上現在のプロパンガス会社から業者変更を行っていない場合には相場料金も変わっている可能性が高いため、以下のような最安プロパンガス会社の紹介サイトを利用して現状の業者との見積もりの比較を行い、プロパンガス業者の変更を行うことをおすすめします。

その際、ガス設備の初期費用負担の代わりに契約縛りがある場合があるため、現状の契約内容の確認を行うことも忘れないように注意しましょう。

無料で料金保証制度も充実のおすすめプロパンガス業者紹介サイト

通常、消費者自らが業者変更を行う場合には、多数の見積もりの収集や料金体系の理解等の手間の他、変更後の料金が長期に渡り継続される保証が無い等、時間や手間等の物理的な問題だけでなく料金保証が無いという面で心理的負担も多いものです。

しかしながら、『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口』は、累計90,000件以上のプロパンガス業者の変更実績を持つ大手サイトで、無料で地域最安の業者を紹介して貰えるだけでなく、以下のように前述の問題を解消した上で消費者が安心して業者変更を行うことが出来るという大きなメリットがあります。

そもそも、プロパンガス業界は市場規模もそこまで大きくないためにこのような最良業者の紹介サイト等も少ない中で、サービス内容や保証内容が充実していて無料で利用出来るサイトとして『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口』は非常におすすめのサイトと言えるでしょう。

プロパンガス(LPG)の最安業者案内窓口:『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口

このサイトを利用することで、戸建住宅で月々3,000円〜5,000円ガス料金を抑えられた実例が多数あり、また紹介手数料や契約の縛り等もないため、しがらみなく月々のガス料金を安くすることが出来るサイトです。

賃貸住宅も、世帯数に応じてかなりの金額を抑えられることが見込まれるため、ガス料金に関する入居者トラブルや退去等のリスクを軽減出来る等、賃貸経営上においても非常に大きなメリットがあります。

1年以上業者変更を行っていない場合や、月々のプロパンガス料金でお悩みの場合はまずガス屋の窓口へ問い合わせて最安業者への変更を検討すると良いでしょう。

また、無料で最安業者を紹介してもらえるサイトであるため、1年スパン等で定期的に利用して最安業者への切り替えを継続して行うのも有効な利用方法と言えるでしょう。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか?

プロパンガス(LPG)は、一般的に高いというイメージのみが定着していますが、イニシャルコストが安いことや災害時の復旧が早いこと等、多数のメリットがあることも特徴です。

また、従来から業者間のカルテルや非公表で高い料金設定が常識であったプロパンガスも価格の透明化が進み、プロパンガス業者は価格競争や様々なサービス等の企業努力を行わざるを得なくなっているため、料金相場もどんどん低下しているのが実情です。

そのため、プロパンガスを利用している世帯は安易に1社を使い続けるのではなく、『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口』等を利用して定期的に見積もり比較を行うことで、月々のガス料金を大幅に抑えることが出来るようになっています。

ガス料金でお悩みの場合や同じ業者を1年以上利用している場合は、まず『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口』に問い合わせて現在の相場観を把握して、最安業者へ変更を行うことをおすすめします。

<このページでご紹介したサービス>

プロパンガス(LPG)の最安業者案内窓口:『プロパンガス料金案内 ガス屋の窓口

Follow me!