知らないと損する!?トイレリフォームで失敗しないための全知識

トイレのリフォームを検討しているけど、“そもそも何から始めれば良いの?”“失敗しないために注意すべきポイントは?”等と疑問を抱き悩んでいませんか?
トイレのリフォームには、トイレに関する基礎知識やリフォームを行う際の注意点等の専門知識が必要であり、適切な手順や注意点をおさえておかなければ理想のリフォームどころか思った通りのリフォームができず後悔してしまう…なんてことにもなりかねません。
しかしながら、本ページで紹介するようなトイレ・リフォームに関する必要知識やリフォームを成功させるための注意点・ノウハウを知り、それらを実践することで安心してリフォームを行うことができるようになります。
このページでは、トイレやリフォームに関する基礎知識や注意点と、複数存在するリフォーム会社の中から自分に合った最良の会社を選定する賢い方法等について、以下の流れに沿って分かり易くご紹介します。
このページをすべて読めば、トイレリフォームに関する知識が身に付き、簡単に理想のリフォームを実現できるようになるでしょう。
1. トイレリフォームで失敗しないための7つの基礎知識
トイレリフォームを行う前には、前提知識として『トイレ』の種類や、それぞれの特徴を踏まえたリフォームの内容等を把握することが重要です。
この章では、以下の流れでトイレリフォームで失敗しないための7つの基礎知識について順を追って解説・紹介していきたいと思います。
トイレリフォームで失敗しないための7つの基礎知識
1-1. トイレの種類・主要メーカーとそれぞれの特徴
ここでは、まず各トイレと主要メーカー等を紹介していきます。
1.『組み合わせトイレ』
出典:https://www.sunrefre.jp/wc/choice/type/
組み合わせトイレは、一般的に最も普及している種類のトイレで、独立した便器・タンク・便座を組み合わせた形状で、便座(ウォシュレット等)は別売りで購入するタイプのトイレになります。
<メリット>
安い価格帯で展開されている、故障した部分のみ交換できる等<デメリット>
タンクレストイレに比べ凹凸があって手入れがしにくい、タンクに水が溜まるまで再度水を流せない等
2.『一体型トイレ』
出典:https://www.sunrefre.jp/wc/choice/type/
一体型トイレとは、その名の通り便器・タンク・便座(ウォシュレット等)が一体型となっているトイレを言います。
<メリット>
凹凸が少なく手入れがし易い、タンク上部の手洗いの有無を選択できる等<デメリット>
故障時に丸ごと交換が必要な場合がある、タンクに水が溜まるまで再度水を流せない等
3. 『タンクレストイレ』
出典:https://www.sunrefre.jp/wc/choice/type/
タンクレストイレは、水を溜めるタンクが無く何度も連続で水が流せることが特徴で、特にデザインにこだわる人に人気のタイプです。
<メリット>
凹凸が少なく手入れがし易い、連続で流せる、デザイン性が良い等<デメリット>
一部の種類は水圧が弱い場所に設置ができない、故障時に丸ごと交換が必要な場合がある等
4. 『システムトイレ』
出典:https://www.sunrefre.jp/wc/choice/type/
システムトイレは、トイレ本体の他に手洗器や収納等を組み合わせたもので、デザイン性や利便性に富んだタイプのトイレです。
<メリット>
既存の給排水管を使うため大掛かりな工事が不要で手洗器が付く、収納の多いトイレ空間を作れる等<デメリット>
狭いトイレルームには設置できない場合がある、故障時に丸ごと交換が必要な場合がある等
主要トイレメーカー5社紹介
主要トイレメーカー5社 | |
1. LIXIL | 2011年にINAX・トステム・サンウェーブ・新日軽・東洋エクステリアが統合した住宅設備総合メーカー |
2. パナソニック | 「アラウーノ」が2006年の発売以降累計100万台以上売れている大手電機メーカー |
3. TOTO | トイレや衛生陶器の国内トップシェアを誇る大手メーカー |
4. ジャニス | トイレ・洗面台・手洗器等の水周り製品を手掛ける老舗の衛生陶器メーカー |
5. タカラスタンダード | ジャニスのトイレを自社ブランドとして販売しており商品の特徴等はジャニスと同じ |
上記は、トイレシェアの大半を占めると言われている5社の特徴を簡単にまとめた一覧表です。
各社様々な特徴があるため、価格だけでなく商品毎の特徴や強み等含めて自分の理想に合ったメーカーをしっかりと把握して、トイレリフォームを成功させましょう。
1-2. 知って得する最新トイレの「節水」機能による経済的メリット
一般的にトイレは10年以上使用するため“節水量”による経済的メリットが大きい!
近年発売されているトイレは、汚れが付きにくい便器を利用して少ない水量で流すタイプの節水トイレが多くなっています。
古いタイプのトイレを使用している場合には、トイレを最新の節水モデルへ交換することで長期的に大きな経済的なメリットを享受できるようになっています。
そのため、トイレのリフォームを検討する際には、節水トイレへの全面交換を行なった場合の水道料金のシミュレーションを行い、長期的な目線から「部分リフォーム」か「全面リフォーム」かの結論を下すと良いでしょう。
上記の表は、およそ1970年代〜2000年代に発売されたトイレを、最新のトイレに変更した場合の洗浄水量毎の年間水道料金の削減金額の目安です。
例えば、表中央のように「10ℓタイプの古いトイレ→大5ℓ/小4ℓタイプ」へ変更した場合の年間差額は、約5,957円。
トイレは10年以上使用するのが一般的なため、10年間で約6万円の水道代削減になります。
そうすると、部分リフォームを行うよりも本体ごと最新トイレに変更してしまった方が結果的に経済的ということにもなるのです。
トイレリフォームの検討の際には、工事金額だけでなく「節水」による水道代の削減金額にも着目するように心掛けましょう。
1-3. トイレリフォームを行う人の主な7つのきっかけ
トイレリフォームを行う人の主な7つのきっかけ
- 水漏れ詰まり等の配管関係の不具合
- ウォッシュレット等機械類の故障
- 汚れが染み付いて掃除では落とせない
- ウォッシュレット等の設備を取り付けて機能性を向上させたい
- 旧型のタンク式トイレのため混雑時にトイレが流せず不便
- 収納スペースが無くトイレ用品を収納できない
- 高齢化のために手すりや手洗器を付けて利便性を向上したい
トイレのリフォームを行う際の主なきっかけとしては、上記のようなものが挙げられます。
トイレは、日常生活において欠かせない毎日使う設備だからこそ、故障等はもちろんのこと、家族構成の変化や高齢化等のライフスタイルの変化等にも合わせてリフォームを検討することも大切です。
後述の、リフォームの内容やトイレの必要寸法等を把握しリフォームの注意点を押さえて、理想的なトイレリフォームを実現しましょう。
1-4. トイレリフォームの内容と成功事例
トイレリフォームは、大きく分けて既存トイレに対する“部分リフォーム”と新しいトイレへと“全面リフォーム”する方法があります。
部分リフォームの主な内容
- 収納力アップのため吊り戸棚を設置
- 既存の便座をウォッシュレット付き便座へ交換
- 既存給水管から配管を引っ張り手洗器を設置
- 高齢者用の手すりを設置
etc…
上記は既存トイレに対する、部分リフォームを行う内容で、工事内容的にも全面的なリフォームではなく極めて短時間で完了する簡単な部分リフォームと言えます。
全面リフォームの主な内容
- 朝等の混雑時の連続使用を可能にするためタンクレストイレへ交換
- フロア毎に洗面所が無いため手洗器付システムトイレへ全面交換
- 落とせない汚れが全体的に目立つため防汚加工の便器へ交換
- 家族構成の変化に伴う家全体のリフォームの一環で全面交換
- 暗く汚れが目立ったトイレを明るい居心地の良い空間へ全面改装
etc…
トイレの全面的なリフォームの場合、上記のようなリフォーム内容が多いようです。
現在のトイレは、従来の旧型に比べ様々な機能が開発されているため、掃除を行う主婦の手間が解消されるような工夫や素材の違い、子どもから高齢者まで便利に利用できるような設備が揃っているため、トイレ本体の交換を行うことで日々の生活が大きく変わります。
全面リフォームを行う場合は、配管位置やコンセントの有無等で費用が大きく異なったり、床や壁等の撤去費や新調費等というように予想以上に費用が嵩むことに注意が必要です。
主なリフォームで必要となる寸法・設備等
主なリフォームで必要となる寸法・設備等 | ||
内容 | 必要寸法 | 設備 |
従来型トイレの便座をウォッシュレット付便座へ交換 | 便器中心から左右の壁まで約220〜345mm | 主にトイレに向かって左側にコンセントが必要 |
タンクレストイレへ交換 | トイレ室内幅約750〜1100mm未満 | コンセント必須。節水トイレの場合ある程度の水圧も必要 |
システムトイレへ交換 | トイレ室内幅約750〜1100mm未満、奥行き1200mm以上 | コンセント必須。節水トイレの場合ある程度の水圧も必要 |
※TOTO・LIXIL等各社調べ。商品によって上記の数値は異なることに注意
上記は、主なトイレリフォームの際に注意すべき必要寸法や設備等の一覧です。
トイレの大きさによっては、思ったトイレが設置できなかったり、コンセントを追加で作るために費用が嵩んだりするため、寸法とコンセントの有無等は事前に確認しておきましょう。
また、水圧が弱い場所に節水トイレを設置した場合、排水管が詰まりやすい原因にもなるため注意が必要です。
トイレリフォームの成功事例①
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
<メリット>
デザイン性向上、機能性やお手入れのし易さが向上、節水効果等
<デメリット>
タンク式なため混雑時には連続で使用できない等
[テーマ] デザイン重視 、趣味や嗜好を中心に、自然素材・木質感 / メーカー:TOTO / 商品名:ピュアレスト/種別:洋式:タンク式/温水洗浄便座:有り/節水(6リットル以下):有り/工期2〜3日程度/概算金額30万円
トイレリフォームの成功事例②
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
<メリット>
トイレ本体の機能性や手入れのし易さの向上、手洗器設置、トイレ横幅拡張で広い空間を演出等
<デメリット>
大きなデメリットは無いが、横幅の拡張は建物の構造等によって可否が決まる
[テーマ] 全面改装 、中古を買う、明るく広々 / メーカー:TOTO / 商品名:CS350BR / 温水洗浄便座:有り/別置き手洗い器:有り/工期1週間程度/概算金額38万円
トイレリフォームの成功事例③
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
<メリット>
目地の掃除が大変なタイル貼りの壁や床が無くなり手入れが楽、手洗器付きでスペースを有効活用等
<デメリット>
大きなデメリットは無いが柱の位置等の構造の確認が必須
[テーマ] リノベーション 、 省エネ 、 デザイン重視 / メーカー:LIXIL(旧サンウエーブ他) / 商品名:アレスタ / レイアウト:対面 / 調理器具:IH / ビルトイン食器洗い乾燥機:有り/工期1週間程度/概算金額98万円
1-5. トイレリフォームの金額相場と必要日数の目安
戸建住宅のトイレリフォームの金額相場
- 目安価格帯:10万円〜40万円
- 中心価格帯:30万円〜40万円
※70万人以上が利用し、全国約1200社のリフォーム会社が加盟する専門サイト『ホームプロ』の実例金額
出典:https://www.homepro.jp/hiyou/toilet/kodate.html
トイレリフォームは、トイレ本体のリフォーム以外に壁や床等のリフォームも行うか否かで工期や金額が異なりますが、上記の金額がトイレリフォームのおおよその相場と考えて良いでしょう。
トイレに限らずリフォーム等の建築工事は、部材や商品の質や施工範囲等で大きく金額が変わることを常に念頭に置き、自分の予算と家の状態等を考慮して計画を立てると良いでしょう。
マンションのトイレリフォームの金額相場
- 目安価格帯:20万円〜40万円
- 中心価格帯:20万円〜30万円
※70万人以上が利用し、全国約1200社のリフォーム会社が加盟する専門サイト『ホームプロ』の実例金額
出典:https://www.homepro.jp/hiyou/toilet/kodate.html
マンションの場合、戸建住宅と違い構造上の制約や工事範囲が限られる場合があるため、上記のようにリフォーム金額が若干異なるようです。
トイレリフォームの必要日数の目安 | |
部分リフォーム | おおよそ1日〜2日程度 |
全面リフォーム | おおよそ3日〜4日程度 ※トイレ面積拡張等で壁を取り壊す範囲や配管工事の規模に応じて日数は変わる |
リフォーム工事は、建物の状況や工事範囲によって工期・金額が変わるため、上記の必要日数もあくまで目安になりますが、大幅なトイレ面積の拡大等の規模の大きなリフォーム以外の、一般的な工事を行う場合は上記の日数を目安にすると良いでしょう。
上記の日数は、発注から工事完了までの目安であり、実際の工事自体は更に短期間で完了することがほとんどです。
また、トイレの全面交換であっても、床の貼替え等を行わない単純なものであれば数時間トイレが使用できない程度で、ほとんど生活に支障は出ません。
ただし、洗面所や風呂等の水まわりも含めて大規模リフォームを行う場合には、数日間トイレを使用できない場合があることに注意しましょう。
1-6. トイレリフォームの全体の流れ
トイレリフォームの全体の流れ
①情報収集:ネットやカタログ等からリフォームの内容や注意点を調査
②リフォームプランの想定:求めるリフォーム内容や予算等に関して大方の当たりをつける
③候補となるリフォーム会社を数社選定:プランや金額比較のために複数社選定する
④打ち合わせ:複数のリフォーム会社と実際にプランや金額の打ち合わせを行う
⑤プラン・見積もりの精査:各社のコンセプトや金額が自分の理想に合うかを確認
⑥最終的なリフォーム会社の決定:実際に依頼する会社を選定する
⑦プラン修正・金額決定:最終的な打ち合わせを行い仕様や金額を確定させる
⑧工事開始:後述のような流れで工事を行う
⑨完成・引渡し:取り扱いや保証に関する説明を再度しっかりと受ける
トイレリフォーム含め一般的なリフォームは、主に上記のような流れで行うのが通常でしょう。
注意点として、リフォームは金額が大きく尚且つ日々の生活に大きな影響を与えるものであるため、安易に1社を選定して依頼をするのはやめましょう。
また、リフォーム会社選定等は専門知識が必要になる部分でもあるため、本ページの3章で紹介するようなステップを踏んで、自分と相性の良いリフォーム会社を選定することをおすすめします。
トイレリフォーム工事当日のおおよその流れ
トイレリフォームは、大きく分けて上記の6つの工事工程があります。
工事工程がわかる事例として、以下のような古いタンク式トイレをPanasonicの「アラウーノ」にリフォームする際の実際の写真を掲載しています。
この工事はたった4時間で完了し、水道を利用できない時間はものの5分と、トイレ自体を交換するとしても非常に短時間で完了することがわかります。
古いタンク式トイレをPanasonic「アラウーノ」にリフォームする流れ
「工程①〜②」
出典:https://sumai.panasonic.jp
「工程③〜④」
「工程⑤〜⑥」
リフォーム規模が変わった場合は日数も異なりますが、全体の流れとしては上記の事例同様の工程を踏むため、写真と照らし合わせてイメージを掴んでおくと良いでしょう。
1-7. トイレリフォームの主な相談先と種類・特徴
トイレリフォームの主な相談先と種類・特徴 | ||
相談先 | 種類 | 特徴 |
自宅を建築・設計した会社や系列リフォーム会社 | 大手企業の系列リフォーム会社 (ハウスメーカー・ゼネコン・デベロッパー) | 保証やアフターサポートは手厚いが費用が高い傾向にある。また自社物件のリフォームしか行わない場合がある |
工務店 | 費用が比較的安価で自社物件等関係なく工事可能だが保証が手薄な場合がある | |
設計事務所 | 提案力が高くデザイン性に富んだ設計をしてもらえる傾向がある | |
トイレメーカーや量販店 | 住宅設備会社 | メーカー選定できない場合があるが安価で商品を購入できる傾向がある |
家電量販店・ホームセンター | 部分リフォームは比較的安価だが全面リフォームの設計・提案は不得意な傾向がある |
トイレリフォームの相談先としては、大きく分けて「自宅建築に関係する会社」に依頼をするか「トイレメーカーや量販店」に相談するかの2つに分けることができます。
あくまでおおよそのイメージですが、前者は建築関係の技術力や知識に富むというメリットが、後者は比較的安価に工事ができるというメリットがあると言えるでしょう。
しかしながら、トイレリフォームはトイレ本体の交換だけでなく床や壁の貼替え、更にはトイレ面積の拡張等の構造に絡む工事も必要になることがあるため、全面的なリフォームを検討する場合には量販店ではなく建築関係の会社に依頼をする方が望ましいでしょう。
その際には、後述の注意点にもあるように、リフォーム会社の“工事保証”とトイレメーカーの“商品保証”それぞれの内容をしっかりと把握し、安心できる保証を備えた会社に依頼をすることが重要です。
2. トイレリフォームで絶対に外してはいけない5つの注意点
トイレリフォームを行う際には、上記のような5つの絶対に外してはいけない注意点があります。
実際にリフォームを依頼する前に、以下の内容を読んで注意点をしっかりとおさえておきましょう。
2-1. リフォームの内容・進め方・相場等を事前に確認する
実際にリフォーム会社との打ち合わせや、プラン・金額の交渉をスムーズにするためにも、リフォームの内容・進め方・相場等をしっかり確認して、最低限基礎知識を学んでから会社選定等を行いましょう。
例えば、前述のようにトイレの全面交換であっても数時間で工事が完了することや、成功事例や平均価格帯のグラフ等からおおよその金額を把握しておくことで、リフォーム会社との会話のズレや想像と違う工事になってしまった等の事態も回避できます。
また、最も重要な金額面での感覚のズレを防止するためにも、最低限の知識を身に付けましょう。
2-2. トイレ周辺設備の劣化の状態等も事前に把握しておく
トイレリフォームを行う際には、トイレ本体だけでなく周辺の床や壁の劣化の状態や、目視できる範囲で配管の状態等も必ず確認するようにしましょう。
これら周辺設備の状態を確認し、トイレ本体のリフォームと同時に依頼した方が、別発注よりも安価で尚且つ綺麗に仕上げることができる等一括で依頼するメリットは意外と大きいものです。
特に、長年の使用による水漏れで床が腐り始めている場合もあるため、周辺をしっかりと確認することが大切です。
2-3. 必ず複数社から相見積もりを取る
一般的に、リフォームに関して「大手は高い」といったイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実際にはリフォーム業界は工事の受注状況に基づく会社の手の空き具合等で大きく値段が変わります。
引っ越し業者等と同様に、繁忙期(工事が混み合っている時期)のタイミングでは値段が高騰するという傾向があるため、例えば低予算であるからと安易に中小規模の会社や地元工務店等に依頼をするのではなく、必ず複数社から見積もりを取って内容をしっかりと精査する必要があります。
見積もりの内容でいうと、項目が細分化され一般の人にも分かりやすい表記をしている会社であれば、見えない部分で金額が上乗せされる等の問題も少なく、信頼性の判断材料の一つとして考えられるでしょう。
2-4. 商品保証だけでなく“工事保証”のある会社に依頼する
トイレは、一般的な家電製品等と同様にメーカーが保証書を発行してくれるのが通常です。
一方で、工事に関してはリフォーム会社それぞれで“工事保証”の有無やその内容が異なるため、リフォーム会社へ依頼をする際には必ず“工事保証”の有無と具体的な内容について確認するようにしましょう。
“工事保証”があることで、仮に施工会社が倒産する等の問題が発生したとしても、返金手続きや別会社で工事を完成してもう等の対応をとってもらえるようになります。
そのため、本ページで紹介している『ホームプロ』のように、手厚い“工事保証”を行っている会社経由でリフォームを依頼するのが最もおすすめです。
2-5. 工事開始後に追加料金が発生することも想定しておく
トイレリフォームを行う場合、トイレ本体の撤去後に床下の給排水管の損傷が発見される等して追加料金が発生することがあります。
前述の通り、目視で事前確認を行っても発見できない床下や換気口周辺等に関しては、工事開始後に修繕が必要になる場合があることを想定しておきましょう。
このような内容を、事前に説明してくれる会社とそうでない会社があるため、予算を検討する際には若干の幅を見ると同時に、リフォーム会社にも仮に追加料金が発生する際のおおよその金額を確認しておくと良いでしょう。
3. 最も簡単にトイレリフォームを成功させるための3ステップ
3-1. ステップ①|リフォーム会社の一括見積もりサイトで複数の見積もりを取る
トイレリフォームを成功させるためには、複数のリフォーム会社から見積もりを取得しそれらを比較検討することが必須の重要項目と言えます。
しかしながら、自分の要望に合ったリフォーム会社を自ら複数探すことは非常に難しく、手間もかかるものです。
そこで、無料で手間無く自分の要望に合ったリフォーム会社を多数紹介してもらえる『ホームプロ』や『town life リフォーム』のような“リフォーム会社の一括見積もりサイト”が非常におすすめです。
おすすめ一括見積もりサイト①:『ホームプロ』
『ホームプロ』は、リクルート・大阪ガス・NTT西日本・NTT東日本という有名大手企業が出資している、70万人以上が利用し10年連続で利用者数No.1を誇るリフォーム会社の一括見積もりサイトです。
顧客満足度も90%以上で、以下のような7つの理由から多くの人に利用されています。
ホームプロが選ばれる7つの理由
- 無料で要望に合うリフォーム会社を最大8社紹介してもらえる
- 70万人以上が利用し利用者数1位という実績から安心して利用できる
- “工事保証”により会社規模に関係なく安心して依頼ができる
- 実例が写真や金額付きで掲載されているため安心・参考になる
- 実際の評判・口コミが多数掲載されていて安心・参考になる
- ホームページが充実しておりリフォームに関する様々な知識を学べる
- 厳しい審査をクリアし日々指導を受けた会社のみが加盟しているため安心
『ホームプロ』は、リフォーム会社紹介サイトで一番古い歴史を持ち、業界トップクラスの実績を誇っています。
大手企業が出資していることからもわかるように、“透明性”・“実績”・“工事保証”という重要な3つの観点から見ても非常に安心して利用できるサイトと言えるでしょう。
出典:https://www.homepro.jp/about/
『ホームプロ』は、依頼者が予算や条件等の要望を登録し、その後ホームプロが条件に合うリフォーム会社を最大8社紹介するというシステムになっています。
そして、依頼者は“匿名”で各社と条件や金額の交渉を行えるため、気兼ねなく交渉等を行うことができる点も大きなメリットと言えるでしょう。
出典:https://www.homepro.jp/about/
また、『ホームプロ』は上記の通り“工事保証”が付いているため、万が一施工会社が倒産する等しても手付金の変換もしくは工事の完成が保証されているため安心して利用することができます。
ホームプロに加盟しているリフォーム会社は厳しい審査をクリアしている
- 書類審査・訪問調査や面談・定期的な決算報告書による財務状況の確認・電話での過去利用者ヒアリング調査等を全てクリアし健全な経営を行なっている会社のみが加盟
- 「建設業許可」を加盟の必須条件としており技術力のある会社しか加盟できない
※法律上500万円未満のリフォームには建設業許可は不要
更に、ホームプロに加盟している会社は、厳しい審査を受けた健全な企業のみのため、基本的に倒産等の心配や技術的な問題があるということが極めて低いという点も魅力の一つでしょう。
そして、万が一の際には前述の“工事保証”があるため、安心して利用することができます。
加盟後は、定期的な品質向上セミナーや加盟会社同士の情報交換のカンファレンスを行う等、顧客満足度向上のための指導を継続的に行っている点も多くの利用者に選ばれ、高い顧客満足度を誇る理由と言えるでしょう。
『ホームプロ』:有名大手企業が出資する利用者数No.1の無料一括見積もりサイト
おすすめ一括見積もりサイト②:『town life リフォーム』
『town life リフォーム』は、インターネットサイトにおけるリフォーム部門の「利用満足度」・「使いやすさ」・「サイト利用者安心度」でランキング1位を獲得している人気サイトです。(※株式会社リンクアンドパートナーズ調べ)
このサイトでは、独自の一定評価基準をクリアした全国300社以上の業者が登録されており、タウンライフリフォーム上で各リフォーム会社の詳細・事例・商品を見ることができ、各リフォーム会社からの見積もり・提案を比べることが出来るため、各会社の強みの理解、依頼者のニーズに合った会社の発見に繋がり、納得してリフォームを進めることが出来ます。
town lifeリフォームが選ばれる4つの理由
- 無料で要望に合うリフォーム会社を紹介してもらえる
- リフォーム部門で3冠をを達成していて安心できる
- “工事保証”により会社規模に関係なく安心して依頼ができる
- 実例が見れるため安心・参考になる
住友不動産、住友林業のリフォーム、ミサワリフォーム等といった大手建設会社のリフォーム部門も多く登録されている等、登録基準をクリアした業者のみが登録されており、工事保証等もあるため安心して利用出来るおすすめサイトです。
念のためホームプロ以外にも、一括見積もりサイトを利用してみたいという場合には、『town life リフォーム』を利用すると良いでしょう。
『town life リフォーム』:複数見積もりが取れる使いやすさNo.1の無料一括見積もりサイト
3-2. ステップ②|複数の会社の提案内容と見積もりを比較する
『ホームプロ』や『town life リフォーム』等の、一括見積もりサイトを利用して複数の会社の見積もりを入手した後、各会社の提案内容と見積もりの内容を必ず比較しましょう。
その際には、前述の通り見積もりが詳細に細分化されて分かりやすい表記がなされているかや、“工事保証”があるか等に注意して比較を行いましょう。
そして、不明な点がある場合は必ずこの段階でリフォーム会社に質問をして不明確な部分が無いようにしましょう。
3-3. ステップ③|各会社と金額交渉し対応の良否含め最良の会社を選定する
複数のリフォーム会社の見積もりと提案内容を比較した後は、プランニングの修正や仕様の変更に伴う金額調整等を行い、予算と希望する工事内容との折り合いがつくように各会社と内容や金額の交渉を行いましょう。
その際には、依頼者の希望を最大限プランに反映させた上で金額を可能な限り圧縮するための対応をしてくれているか等の観点から、リフォーム会社の誠実性や対応力にも注目すると良いでしょう。
その中で、金額やプランだけでなく、自分と相性が良く誠実な1社を選定することでリフォームの成功率・満足度は大きく向上するでしょう。
3-4. 不安な人は第三者の専門コンサルタントに見積もり内容等を見てもらう
ここまで、最も簡単にリフォームを成功させる3つのステップを紹介してきましたが、見積もり及び提案内容の精査・比較にはある程度専門知識が必要であり、尚且つリフォームは失敗すると多額の損害が起きるため自分で精査するのは心配という人は、不動産鑑定士や一級建築士等の専門コンサルタントの意見を聞くのも良いでしょう。
専門コンサルタントの意見を聞くには多少の費用がかかりますが、リフォームを失敗して多額の損失が発生したり建物に大きな負荷をかけてしまうことを考えると、将来の安心にも繋がる等メリットも大きいため、むしろ必要経費と言えるかもしれません。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか?
トイレリフォームを成功させるには、まず前提知識としてトイレについてやリフォームに関する基礎知識を身につけることが大切です。
また、無数にあるリフォーム会社から自分と相性が良く理想のリフォームを実現してくれる会社や、丁寧な工事で安心して依頼ができる会社を自ら探すのは手間もかかり非常に困難です。
そのため、トイレリフォームに関しては本ページでご紹介してきた注意点やステップを踏み、『ホームプロ』や『town life リフォーム』等のような一括見積もりサイトを利用することで、理想のリフォームを実現できる可能性が飛躍的に向上します。
更に、各会社の見積もりや提案内容の精査に不安がある場合には、専門コンサルタントを利用することでよりリフォーム成功率がアップするでしょう。
トイレを含む「リフォーム」を検討している人は、まず本ページで基礎知識を学び、『ホームプロ』や『town life リフォーム』から見積もりを入手して相場感を掴むことから始めることをおすすめします。
弊社では、不動産鑑定士や一級建築士等の多数のリフォーム専門家と連携してリフォームコンサルティングのサービスを行っておりますので、専門家への相談をご希望の方は無料相談(こちら)よりお気軽にお問い合わせ下さい。
<このページでご紹介したサービス>
- 『ホームプロ』:有名大手企業が出資する利用者数No.1の無料一括見積もりサイト
- 『town life リフォーム』:複数見積もりが取れる使いやすさNo.1の無料一括見積もりサイト