知らないと損する!?窓のリフォームで失敗しないための全知識

窓のリフォームを検討しているけど、“そもそも何から始めれば良いの?”“失敗しないために注意すべきポイントは?”等と疑問を抱き悩んでいませんか?
窓のリフォームには、窓に関する基礎知識やリフォームを行う際の注意点等の専門知識が必要であり、適切な手順や注意点をおさえておかなければ理想のリフォームどころか思った通りのリフォームができず後悔してしまう…なんてことにもなりかねません。
しかしながら、本ページで紹介するような窓に関する必要知識やリフォームを成功させるための注意点・ノウハウを知り、それらを実践することで安心してリフォームを行うことができるようになります。
このページでは、窓やリフォームに関する基礎知識や注意点と、複数存在するリフォーム会社の中から自分に合った最良の会社を選定する賢い方法等について、以下の流れに沿って分かり易くご紹介します。
このページをすべて読めば、窓リフォームに関する知識が身に付き、簡単に理想のリフォームを実現できるようになるでしょう。
1. 窓リフォームで失敗しないための7つの基礎知識
窓リフォームを行う前には、前提知識として『窓』の種類や、それぞれの特徴を踏まえたリフォームの内容等を把握することが重要です。
この章では、以下の流れで窓リフォームで失敗しないための7つの基礎知識について順を追って解説・紹介していきたいと思います。
窓リフォームで失敗しないための7つの基礎知識
1-1. 窓の種類・主要メーカーとそれぞれの特徴
「窓」は11種類のタイプに分けられる | ||
---|---|---|
種類 | 特徴 | |
1. 引き違い窓 | 掃き出し・腰高等の種類があり最もオーソドックスで比較的安価 | |
2. 出窓 | 外壁から出っ張った窓で洋風住宅に多くみられデザイン性に優れる | |
3. 片開き窓(外・内開き) | 外又は内側に引く窓。開く方向で使い勝手が変わるのが特徴 ※写真は内開き窓 | |
4. 両開き窓 | 欧米等で多く見られ、両側の窓が開くため換気性やデザイン性に優れる | |
5. 突出し・内倒し・外倒し窓 | 建物の内外へ窓を突き出し又は倒して開くタイプの窓で洋風住宅に多く見られる ※写真は突き出し窓 | |
6. 折り畳み窓 | 窓全体が折り畳まれて全開口できる窓。ホテルやレストラン等でも使われる | |
7. 回転窓(旋回窓) | 窓自体が回転して開口する窓。網戸の取り付けが不便又はできない場合がある | |
8. ルーバー窓 | ハンドルで複数枚のガラスを開けるタイプの窓。洗面所やトイレ等で多く使われる | |
9. 上げ下げ窓 | 上下2枚のガラスを上げ下げして開口する窓で複数の種類がある | |
10.はめ殺し(FIX)窓 | 窓枠とサッシが完全に固定され開け閉めできないがデザイン性に富む窓 | |
11. スリット窓 | 縦長で外観からのデザイン性も良い窓。開口できるものとFIXタイプがある |
窓は、形状や開口方法によって上記のようにおおよそ11種類に分けることができます。
それぞれの窓に、適材適所と言える使用箇所があるため、リフォームを行う際には前提知識として実例写真等でイメージを膨らませて、自宅で採用できる窓の中で理想に合うものをピックアップしましょう。
国内主要窓(サッシ)メーカー5社紹介
国内の主要窓(サッシ)メーカー5社 | |
1. LIXIL | 2011年にINAX・トステム・サンウェーブ・新日軽・東洋エクステリアが統合したシェア1位の住宅設備総合メーカー |
2. YKK AP | ファスナーでも有名なシェア第2位を誇る大手住宅建材メーカー |
3. 三協アルミ | アルミ建材で有名な業界第3位のシェアを誇る大手メーカー |
4. AGC(旭硝子) | ガラス・電子・セラミック等に強く100年以上の歴史ある大手メーカー |
5. 大建工業 | 住宅建材を総合的に扱い素材の開発も行う大手メーカー |
上記は、窓で有名なメーカー5社の特徴を簡単にまとめた一覧表です。
出典:https://www.reform-online.jp
上記グラフは、リフォーム産業新聞による窓メーカーのシェアを表すグラフで、シェアだけで見るとLIXILとYKKAPで全体の8割を占めている現状です。
しかしながら、各社様々な特徴があるため、シェアや価格だけでなく商品毎の特徴や強み等含めて自分の理想に合った窓を選択して、リフォームを成功させましょう。
1-2. 窓には大きく分けて4種類のガラスが使われる
出典:https://www.al-sash.com/size/
窓には、大きく分けて上記のような4種類のガラスが使われています。
表にあるように、それぞれの窓に性能の差があり、例えば単板ガラスは遮熱性や断熱性が低いため、近年の住宅ではほとんど使われなくなっており、倉庫や物置等の住居以外の建物に使用すべきガラスと言えます。
また、表にはありませんが、防犯性能を高めた「防犯複層ガラス」や、建築基準法の規定によって延焼を防ぐ目的で使われる「網入りガラス」等、用途や状況に応じて上記以外の種類も存在します。
窓のリフォームによる断熱性の向上は、サッシ自体の機密性等に加えガラスの種類によっても大きく効果が異なるため、部屋の用途や予算を検討の上、最適なガラスを選択するようにしましょう。
1-3. 窓リフォームを行う人の主な8つのきっかけ
窓リフォームを行う人の主な8つのきっかけ
- 子育てのために家全体の断熱性能向上や紫外線対策がしたい
- 窓が小さく採光が少ないため開口部を大きくしたい
- 結露がひどいため解消したい
- 防音対策がしたい
- 取手や鍵が故障したので交換したい
- 雨戸をシャッターに変更して防犯性能を高めたい
- 家全体のリフォームに合わせて窓のデザインを変えたい
- 浴室や洗面所が寒いためヒートショック(※)対策がしたい
※ヒートショックとは急な温度差による心筋梗塞等の健康被害
窓のリフォームを行う際の主なきっかけとしては、上記のようなものが挙げられます。
窓のリフォームを行う理由としては、やはり「断熱性」・「気密性」を向上させたいという理由や「防犯性能」を高めたいという理由が多いようです。
一般的に、「断熱性能の向上=断熱材を増やす」と考える人が多いかもしれませんが、実際には複層ガラスの窓に変更したり、既存の窓の内側にもサッシを作り“二重サッシ”(内窓)にする等のリフォームを行うことで、断熱材を増やすよりも圧倒的に安価で簡単に断熱性能を高めることができます。
そのため、「暖かい家にしたい」という場合には、安易に断熱材を増やすリフォームを行わず、まずは窓リフォームで解決ができないかを検討しましょう。
1-4. 窓リフォームの内容と成功事例
窓リフォームは、大きく分けて以下の3つの工事内容があります。
1. 全面交換
全面交換を行う場合、既存の窓サッシをそのまま活用して上から被せる「カバー工法」と、現在のサッシを撤去して取り替える「はつり工法」があります。
窓を全面交換するメリットは、気密性・断熱性が大きく向上するという効果が得られる点と言えるでしょう。
しかしながら、各工法には以下のような特徴があるため注意が必要です。
各工法の注意点
<カバー工法>
壁を壊さずに工事を行うため工期が短い反面、新しくサッシを被せるため開口部が一回り小さくなってしまう
<はつり工法>
窓周辺の壁を一部解体するため補修工事が必要になりコストがかかる
出典:https://www.reform-guide.jp
窓は、上記のように寸法が決まっており、各メーカーでサイズに合うように窓が開発されています。
また、全面交換の際には網戸や雨戸又はシャッターの交換等も同時に行うと良いでしょう。
窓の大きさと工事を行う枚数で当然値段が変わってくるため、リフォームしたい窓の寸法や枚数を事前に把握してからリフォーム会社との打ち合わせに臨むと良いでしょう。
2. 内窓を作る
窓を全面交換するよりも、比較的簡単に気密性・断熱性・防犯性を向上できるのが、内窓を作る方法です。
内窓の取り付けは、既存の窓の内側にもう一枚サッシを作り、外気の熱や冷えが室内に伝わらないようにして、断熱性等はもちろんのこと、結露も防止することができます。
あくまで目安ですが、既存の窓の内側に、おおよそ7センチ程度のスペースがあれば既存の窓枠を使って内窓を設置できると言われています。
前述の各メーカーでは、内窓用の商品も多数開発されているため、費用や建物の状況に応じてリフォーム会社と検討すると良いでしょう。
3. ガラスを交換
ガラス交換は、既存のサッシからガラスを外して、現在よりも機能性の高いガラスに交換する方法です。
防犯性能向上や紫外線対策等もできるため、簡単でリーズナブルにできるリフォーム方法と言えるでしょう。
ただし、サッシ自体の性能は上がらないため全面交換等に比べると効果が薄いことや、古いサッシの場合ばガラス交換ができない場合があることに注意が必要です。
窓リフォームの成功事例①
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
既存の窓に内窓を設置し、熱の出入りを抑制して断熱性能を向上した実例です。
<メリット>
断熱性・気密性の向上、結露防止等
<デメリット>
出窓部分が使えなくなった
[テーマ] 断熱・気密 / メーカー:YKK AP / [窓枠]材質:樹脂 / 二重窓・内窓:有り/工期数日程度/概算金額17万円
窓リフォームの成功事例②
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
この事例は、ヒートショック対策のためにルーバー式の窓を上げ下げ窓にリフォームした事例です。
<メリット>
気密性・断熱性が向上し冬場の洗面所のヒートショック対策ができる、結露防止、外側の目隠し等
<デメリット>
特にデメリットは無し
[テーマ] 断熱・気密 、 防犯対策 / メーカー:YKK AP / 商品名:プラマードU・多機能ルーバー / [窓枠]材質:複合 / その他採用機器・設備:外窓交換 上げ下げ窓 多機能ルーバー/工期1日/概算金額19万円
窓リフォームの成功事例③
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
既存の窓は小さく、採光・通風の面で不便があったため、大きな掃き出し窓に交換し、テラスへの出入りができるようになった事例です。
<メリット>
採光・通風、美観等が向上、テラスへの出入りが自由にできる等
<デメリット>
開口部が大きくなった分目隠しが必要
[テーマ] 中古を買う、リノベーション、デザイン重視/メーカー:指定なし/サイズ:指定なし/工期3日/概算金額35万円
1-5. 窓リフォームの金額相場と必要日数の目安
戸建住宅・マンションの窓リフォームの金額相場
- 目安価格帯:〜20万円
- 中心価格帯:10万円〜20万円
※遮熱・断熱性能向上を中心としたサッシの全面交換等の場合は〜50万円程度が目安
※70万人以上が利用し、全国約1200社のリフォーム会社が加盟する専門サイト『ホームプロ』の実例金額
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
窓リフォームは、単純なガラス交換から内窓設置等工事範囲や金額が様々であるため、あくまで参考程度の目安になりますが、上記の金額がおおよその相場と考えて良いでしょう。
また、遮熱・断熱性能向上が中心となる比較的規模の大きい工事の場合は50万円以内が相場の目安と考えて良いでしょう。
1窓当たりのリフォーム必要時間の目安 | ||
全面交換 | おおよそ半日〜1日程度 | |
内窓を作る | おおよそ1〜2時間程度 | |
ガラス交換 | おおよそ1〜2時間程度 |
窓リフォームは、壁の取り壊しの有無等でも変わりますが、一般的な住宅の1窓当たりのリフォームにおける必要時間の目安は上記の通りです。
その他、シャッターや雨戸の設置等も数時間で可能な工事であるため、必要であれば同時に依頼をすると安く済むでしょう。
開口部の大幅な面積拡大等の大規模リフォームを行う場合は、追加で日数が必要となるため規模に応じた日数については工事業者にしっかりと確認しましょう。
1-6. 窓リフォームの全体の流れ
窓リフォームの全体の流れ
①情報収集:ネットやカタログ等からリフォームの内容や注意点を調査
②リフォームプランの想定:求めるリフォーム内容や予算等に関して大方の当たりをつける
③候補となるリフォーム会社を数社選定:プランや金額比較のために複数社選定する
④打ち合わせ:複数のリフォーム会社と実際にプランや金額の打ち合わせを行う
⑤プラン・見積もりの精査:各社のコンセプトや金額が自分の理想に合うかを確認
⑥最終的なリフォーム会社の決定:実際に依頼する会社を選定する
⑦プラン修正・金額決定:最終的な打ち合わせを行い仕様や金額を確定させる
⑧工事開始:後述のような流れで工事を行う
⑨完成・引渡し:取り扱いや保証に関する説明を再度しっかりと受ける
窓のリフォーム含め、リフォームは主に上記のような流れで行うのが一般的でしょう。
窓のリフォームは、断熱性能等による電気・ガス料金に与える影響だけでなく、防犯性能や健康面にも大きな影響を与えるものであるため、会社選定においては安易に1社を選定して依頼するのではなく、自宅や家族の状況に合った親切な提案をしてくれる会社を選定するようにしましょう。
しかしながら、リフォーム会社選定等は専門知識が必要になる部分でもあるため、本ページの3章で紹介するようなステップを踏んで、自分と相性の良いリフォーム会社を選定することをおすすめします。
窓リフォーム工事当日のおおよその流れ
窓の全面交換リフォームを行う場合、大きく分けて上記の5つの工事工程があります。
上記はあくまで窓の全面交換の流れであるため、リフォームの規模が変わる場合は各工程の必要時間が異なり、全体でかかる日数も変わってくることに注意しましょう。
また、事前にリフォーム会社が現場の採寸等に訪れることがあることも頭に入れておきましょう。
1-7. 窓リフォームの主な相談先と種類・特徴
窓リフォームの主な相談先と種類・特徴 | ||
相談先 | 種類 | 特徴 |
自宅を建築・設計した会社や系列リフォーム会社 | 大手企業の系列リフォーム会社 (ハウスメーカー・ゼネコン・デベロッパー) | 保証やアフターサポートは手厚いが費用が高い傾向にある。また自社物件のリフォームしか行わない場合がある。 |
工務店 | 費用が比較的安価で自社物件等関係なく工事可能だが保証が手薄な場合がある | |
設計事務所 | 提案力が高くデザイン性に富んだ設計をしてもらえる傾向がある | |
メーカーや量販店 | 住宅設備会社 | メーカー選定できない場合があるが安価で商品を購入できる傾向がある |
家電量販店・ホームセンター | 比較的安価だが構造等に絡む工事は不得意な場合がある |
窓リフォームの相談先としては、大きく分けて「自宅建築に関係する会社」に依頼をするか「メーカーや量販店」に相談するかの2つに分けることができます。
あくまでおおよそのイメージですが、前者は建築関係の技術力や知識に富むというメリットが、後者は比較的安価に工事ができるというメリットがあると言えるでしょう。
壁を壊して開口部を広げる等、比較的規模の大きい窓リフォームを行う場合には、構造に絡むこともあるため量販店ではなく建築関係の会社に依頼をする方が望ましいでしょう。
その際には、後述の注意点にもあるように、リフォーム会社の“工事保証”とメーカーの“商品保証”それぞれの内容をしっかりと把握し、安心できる保証を備えた会社に依頼をすることが重要です。
2. 窓リフォームで絶対に外してはいけない5つの注意点
窓のリフォームを行う際には、上記のような5つの絶対に外してはいけない注意点があります。
実際にリフォームを依頼する前に、以下の内容を読んで注意点をしっかりとおさえておきましょう。
2-1. リフォームの内容・進め方・相場等を事前に確認する
実際にリフォーム会社との打ち合わせや、プラン・金額の交渉をスムーズにするためにも、リフォームの内容・進め方・相場等をしっかり確認して、最低限基礎知識を学んでから会社選定等を行いましょう。
例えば、窓リフォームの3つの工事内容や、成功事例等の情報からリフォーム工事のイメージを把握しておくことで、リフォーム会社との会話のズレや想像と違う工事になってしまった等の事態も回避できます。
また、最も重要な金額面での感覚のズレを防止するためにも、最低限の知識を身に付けておきましょう。
2-2. 周辺設備の劣化の状態等も事前に把握しておく
窓のリフォームを行う際には、窓だけでなくシャッターや雨戸、結露で腐った床等の状態を確認しておくことで同時に工事が必要な部分が明確化され、一緒に工事を行うことで費用を安く抑えることができます。
窓のリフォームで多いのが、長年の結露や直射日光で劣化したフローリングを交換するリフォームです。
このような場合は、窓のリフォームと同時に依頼した方が安価で尚且つ綺麗に仕上がるため、必ず周辺設備の状態についても事前確認を行い、周辺の工事も含めてリフォーム会社と打ち合わせを行うと良いでしょう。
2-3. 必ず複数社から相見積もりを取る
一般的に、リフォームに関して「大手は高い」といったイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実際にはリフォーム業界は工事の受注状況に基づく会社の手の空き具合等で大きく値段が変わります。
引っ越し業者等と同様に、繁忙期(工事が混み合っている時期)のタイミングでは値段が高騰するという傾向があるため、例えば低予算であるからと安易に中小規模の会社や地元工務店等に依頼をするのではなく、必ず複数社から見積もりを取って内容をしっかりと精査する必要があります。
見積もりの内容でいうと、項目が細分化され一般の人にも分かりやすい表記をしている会社であれば、見えない部分で金額が上乗せされる等の問題も少なく、信頼性の判断材料の一つとして考えられるでしょう。
2-4. 商品保証だけでなく“工事保証”のある会社に依頼する
窓は、一般的な家電製品等と同様にメーカーが保証書を発行してくれるのが通常です。
一方で、工事に関してはリフォーム会社それぞれで“工事保証”の有無やその内容が異なるため、リフォーム会社へ依頼をする際には必ず“工事保証”の有無と具体的な内容について確認するようにしましょう。
“工事保証”があることで、仮に施工会社が倒産する等の問題が発生したとしても、返金手続きや別会社で工事を完成してもう等の対応をとってもらえるようになります。
2-5. 工事開始後に追加料金が発生することも想定しておく
窓のリフォームを行う場合、解体・撤去後に窓枠の木製部の腐敗等が発見される等して追加料金が発生することがあります。
目視で事前確認を行っても発見できない窓枠内部の腐敗等に関しては、工事開始後に修繕が必要になる場合があることを想定しておきましょう。
このような内容を、事前に説明してくれる会社とそうでない会社があるため、予算を検討する際には若干の幅を見ると同時に、リフォーム会社にも仮に追加料金が発生する際のおおよその金額を確認しておくと良いでしょう。
3. 最も簡単に窓リフォームを成功させるための3ステップ
3-1. ステップ①|リフォーム会社の一括見積もりサイトで複数の見積もりを取る
窓のリフォームを成功させるためには、複数のリフォーム会社から見積もりを取得しそれらを比較検討することが必須の重要項目と言えます。
しかしながら、自分の要望に合ったリフォーム会社を自ら複数探すことは非常に難しく、手間もかかるものです。
そこで、無料で手間無く自分の要望に合ったリフォーム会社を多数紹介してもらえる『ホームプロ』や『town life リフォーム』のような“リフォーム会社の一括見積もりサイト”が非常におすすめです。
おすすめ一括見積もりサイト①:『ホームプロ』
『ホームプロ』は、リクルート・大阪ガス・NTT西日本・NTT東日本という有名大手企業が出資している、70万人以上が利用し10年連続で利用者数No.1を誇るリフォーム会社の一括見積もりサイトです。
顧客満足度も90%以上で、以下のような7つの理由から多くの人に利用されています。
ホームプロが選ばれる7つの理由
- 無料で要望に合うリフォーム会社を最大8社紹介してもらえる
- 70万人以上が利用し利用者数1位という実績から安心して利用できる
- “工事保証”により会社規模に関係なく安心して依頼ができる
- 実例が写真や金額付きで掲載されているため安心・参考になる
- 実際の評判・口コミが多数掲載されていて安心・参考になる
- ホームページが充実しておりリフォームに関する様々な知識を学べる
- 厳しい審査をクリアし日々指導を受けた会社のみが加盟しているため安心
『ホームプロ』は、リフォーム会社紹介サイトで一番古い歴史を持ち、業界トップクラスの実績を誇っています。
大手企業が出資していることからもわかるように、“透明性”・“実績”・“工事保証”という重要な3つの観点から見ても非常に安心して利用できるサイトと言えるでしょう。
出典:https://www.homepro.jp/about/
『ホームプロ』は、依頼者が予算や条件等の要望を登録し、その後ホームプロが条件に合うリフォーム会社を最大8社紹介するというシステムになっています。
そして、依頼者は“匿名”で各社と条件や金額の交渉を行えるため、気兼ねなく交渉等を行うことができる点も大きなメリットと言えるでしょう。
出典:https://www.homepro.jp/about/
また、『ホームプロ』は上記の通り“工事保証”が付いているため、万が一施工会社が倒産する等しても手付金の変換もしくは工事の完成が保証されているため安心して利用することができます。
ホームプロに加盟しているリフォーム会社は厳しい審査をクリアしている
- 書類審査・訪問調査や面談・定期的な決算報告書による財務状況の確認・電話での過去利用者ヒアリング調査等を全てクリアし健全な経営を行なっている会社のみが加盟
- 「建設業許可」を加盟の必須条件としており技術力のある会社しか加盟できない
※法律上500万円未満のリフォームには建設業許可は不要
更に、ホームプロに加盟している会社は、厳しい審査を受けた健全な企業のみのため、基本的に倒産等の心配や技術的な問題があるということが極めて低いという点も魅力の一つでしょう。
そして、万が一の際には前述の“工事保証”があるため、安心して利用することができます。
加盟後は、定期的な品質向上セミナーや加盟会社同士の情報交換のカンファレンスを行う等、顧客満足度向上のための指導を継続的に行っている点も多くの利用者に選ばれ、高い顧客満足度を誇る理由と言えるでしょう。
『ホームプロ』:有名大手企業が出資する利用者数No.1の無料一括見積もりサイト
おすすめ一括見積もりサイト②:『town life リフォーム』
『town life リフォーム』は、インターネットサイトにおけるリフォーム部門の「利用満足度」・「使いやすさ」・「サイト利用者安心度」でランキング1位を獲得している人気サイトです。(※株式会社リンクアンドパートナーズ調べ)
このサイトでは、独自の一定評価基準をクリアした全国300社以上の業者が登録されており、タウンライフリフォーム上で各リフォーム会社の詳細・事例・商品を見ることができ、各リフォーム会社からの見積もり・提案を比べることが出来るため、各会社の強みの理解、依頼者のニーズに合った会社の発見に繋がり、納得してリフォームを進めることが出来ます。
town lifeリフォームが選ばれる4つの理由
- 無料で要望に合うリフォーム会社を紹介してもらえる
- リフォーム部門で3冠をを達成していて安心できる
- “工事保証”により会社規模に関係なく安心して依頼ができる
- 実例が見れるため安心・参考になる
住友不動産、住友林業のリフォーム、ミサワリフォーム等といった大手建設会社のリフォーム部門も多く登録されている等、登録基準をクリアした業者のみが登録されており、工事保証等もあるため安心して利用出来るおすすめサイトです。
念のためホームプロ以外にも、一括見積もりサイトを利用してみたいという場合には、『town life リフォーム』を利用すると良いでしょう。
『town life リフォーム』:複数見積もりが取れる使いやすさNo.1の無料一括見積もりサイト
3-2. ステップ②|複数の会社の提案内容と見積もりを比較する
『ホームプロ』や『town life リフォーム』等の、一括見積もりサイトを利用して複数の会社の見積もりを入手した後、各会社の提案内容と見積もりの内容を必ず比較しましょう。
その際には、前述の通り見積もりが詳細に細分化されて分かりやすい表記がなされているかや、“工事保証”があるか等に注意して比較を行いましょう。
そして、不明な点がある場合は必ずこの段階でリフォーム会社に質問をして不明確な部分が無いようにしましょう。
3-3. ステップ③|各会社と金額交渉し対応の良否含め最良の会社を選定する
複数のリフォーム会社の見積もりと提案内容を比較した後は、プランニングの修正や仕様の変更に伴う金額調整等を行い、予算と希望する工事内容との折り合いがつくように各会社と内容や金額の交渉を行いましょう。
その際には、依頼者の希望を最大限プランに反映させた上で金額を可能な限り圧縮するための対応をしてくれているか等の観点から、リフォーム会社の誠実性や対応力にも注目すると良いでしょう。
その中で、金額やプランだけでなく、自分と相性が良く誠実な1社を選定することでリフォームの成功率・満足度は大きく向上するでしょう。
3-4. 不安な人は第三者の専門コンサルタントに見積もり内容等を見てもらう
ここまで、最も簡単にリフォームを成功させる3つのステップを紹介してきましたが、見積もり及び提案内容の精査・比較にはある程度専門知識が必要であり、尚且つリフォームは失敗すると多額の損害が起きるため自分で精査するのは心配という人は、不動産鑑定士や一級建築士等の専門コンサルタントの意見を聞くのも良いでしょう。
専門コンサルタントの意見を聞くには多少の費用がかかりますが、リフォームを失敗して多額の損失が発生したり建物に大きな負荷をかけてしまうことを考えると、将来の安心にも繋がる等メリットも大きいため、むしろ必要経費と言えるかもしれません。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか?
窓のリフォームを成功させるには、まず前提知識として窓についてやリフォームに関する基礎知識を身につけることが大切です。
また、無数にあるリフォーム会社から自分と相性が良く理想のリフォームを実現してくれる会社や、丁寧な工事で安心して依頼ができる会社を自ら探すのは手間もかかり非常に困難です。
そのため、窓リフォームに関しては本ページでご紹介してきた注意点やステップを踏み、『ホームプロ』や『town life リフォーム』等のような一括見積もりサイトを利用することで、理想のリフォームを実現できる可能性が飛躍的に向上します。
更に、各会社の見積もりや提案内容の精査に不安がある場合には、専門コンサルタントを利用することでよりリフォーム成功率がアップするでしょう。
リフォームを検討している人は、まず本ページで基礎知識を学び、『ホームプロ』や『town life リフォーム』から見積もりを入手して相場感を掴むことから始めることをおすすめします。
弊社では、不動産鑑定士や一級建築士等の多数のリフォーム専門家と連携してリフォームコンサルティングのサービスを行っておりますので、専門家への相談をご希望の方は無料相談(こちら)よりお気軽にお問い合わせ下さい。
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