知らないと損する!?フローリングのリフォームで失敗しないための全知識

フローリングのリフォームを検討しているけど、“そもそも何から始めれば良いの?”“失敗しないために注意すべきポイントは?”等と疑問を抱き悩んでいませんか?
フローリングリフォームには、フローリングに関する基礎知識やリフォームを行う際の注意点等の専門知識が必要であり、適切な手順や注意点をおさえておかなければ理想のリフォームどころか思った通りのリフォームができず後悔してしまう…なんてことにもなりかねません。
しかしながら、本ページで紹介するようなフローリングに関する必要知識やリフォームを成功させるための注意点・ノウハウを知り、それらを実践することで安心してリフォームを行うことができるようになります。
このページでは、フローリングやリフォームに関する基礎知識や注意点と、複数存在するリフォーム会社の中から自分に合った最良の会社を選定する賢い方法等について、以下の流れに沿って分かり易くご紹介します。
このページをすべて読めば、フローリングリフォームに関する知識が身に付き、簡単に理想のリフォームを実現できるようになるでしょう。
1. フローリングリフォームで失敗しないための6つの基礎知識
フローリングリフォームを行う前には、前提知識として『フローリング』の種類や、それぞれの特徴を踏まえたリフォームの内容等を把握することが重要です。
この章では、以下の流れでフローリングリフォームで失敗しないための6つの基礎知識について順を追って解説・紹介していきたいと思います。
フローリングリフォームで失敗しないための6つの基礎知識
1-1. フローリングの種類・主要メーカーとそれぞれの特徴
フローリングは、使用される床材によって大きく2種類に分けることができます。
1. 無垢フローリング(天然木100%)
出典:https://kinomisesanmoku.co.jp
無垢フローリングとは、「自然な状態の木材」のことを言い、後述の複合フローリングのように人の手で加工されていない状態の木材を使ったフローリングを言います。
無垢フローリングに使われている一般的な素材としては、パイン・ヒノキ・スギ・桐・オーク・チェスナット(クリ)等があり、天然木本来の香りや柔らかい手触りが特徴です。
上記のスギのフローリングの写真のように、天然木本来の温もりを楽しみたい人には特におすすめのフローリングでしょう。
<メリット>
天然木本来の香りや手触りが楽しめる、調湿作用がある、冬でも暖かい、経年変化を楽しめる等
<デメリット>
複合フローリングに比べ柔らかく傷つきやすい、水に弱い等
2. 複合フローリング(合板+化粧材)
出典:https://morinone.shop/products
複合フローリングとは、無垢フローリングより広く一般的に使われているフローリングで、合板や集成材の基材の表面に、化粧材(天然木やシート)を貼り合わせた床材を言います。
複合フローリングは、無垢フローリングと違い調湿効果がない分膨張や伸縮が少なく、割れ・反り等が起こりにくいため、床暖房に使えるものが多いのが特徴です。
また、表面が硬く傷に強いという特徴もあり、戸建用、マンション用、水回り用、床暖房用というように用途別に種類が豊富にあることも特徴の一つです。
<メリット>
様々な用途に使用できる、傷が付きにくい、品質が安定している、カラーが豊富等
<デメリット>
天然木本来の温もりや香りが少ない、冬場寒い、傷が付くと無垢材のような補修はできない等
![]() | 無垢フローリング | 複合フローリング | ||
---|---|---|---|---|
無垢材 | 挽き板 | 突き板 | シート | |
断面構成 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
木質感 | ◎ | ◎ | ○ | × |
手入れ・補修し易さ | ○ | ○ | ○ | △ |
傷への強さ | △ | △ | ○ | ○ |
上記の表は、無垢フローリング及び複合フローリングの特徴をまとめたものです。
複合フローリングは、複合の方法によって上記のように3つの種類に分かれています。
複合フローリングで無垢材のような質感を出したい場合は、表面に貼る天然木が2〜3mmとなる「挽き板」がおすすめでしょう。
国内主要フローリングメーカー5社紹介
国内の主要フローリングメーカー5社 | |
1. 大建工業 | 住宅建材を総合的に扱い人気の床材を多く取り扱う大手メーカー |
2. LIXIL | 2011年にINAX・トステム・サンウェーブ・新日軽・東洋エクステリアが統合した住宅設備総合メーカー |
3. パナソニック | 住宅設備全般で意匠性高い商品を開発している大手電機メーカー |
4. ウッドワン | 無垢材の商品を多く取り扱う住宅設備メーカー |
5. EIDAI | 種類豊富な複合フローリングが強みの住宅設備メーカー |
上記は、国内のフローリングメーカー5社の特徴を簡単にまとめた一覧表です。
各社、「無垢」・「複合」それぞれにおいて様々な商品を開発しているため、価格だけでなく商品毎の特徴や強み等含めて自分の理想に合ったメーカーをしっかりと把握して、フローリングリフォームを成功させましょう。
1-2. フローリングリフォームを行う人の主な7つのきっかけ
フローリングリフォームを行う人の主な7つのきっかけ
- 傷や色褪せ等の劣化が激しいため貼り替えたい
- 窓の結露で床材が腐敗したため貼り替えたい
- 畳やカーペットからフローリングへ変更したい
- 間取り変更に伴い床も貼り替えたい
- 床暖房導入に合わせて貼り替えたい
- 子どもが小さいため防音対策をしたい
- 高齢化に合わせてバリアフリー化したい
フローリングのリフォームを行う際の主なきっかけとしては、上記のようなものが挙げられます。
床材は、おおよそ5年毎に劣化状況を確認して表面の補修やワックスかけ等を行うことが推奨されており、10年〜15年程で色褪せや表面の剥がれ等で一部交換や補修の必要性が高まると言われています。
そのため、普段家具を置いている部分等の簡単に目視できない部分も、おおよそ5年を目安にして定期的な状況確認を行うと良いでしょう。
1-3. フローリングリフォームの内容と成功事例
フローリングリフォームは、大きく分けて上記のような2種類の工法があります。
1. 重ね貼り工法(レイヤー工法)
重ね張り工法は、既存のフローリングの上に新しいフローリング材を重ねて貼る工法で、レイヤー工法とも呼ばれます。
比較的安価で簡単というメリットの反面、床面の高さが変わってしまう場合があるため、建具の高さ調節等が必要になる場合があるというデメリットもあります。
<メリット>
比較的安価で簡単、二重になり床が丈夫になる等
<デメリット>
床の水平が取れない、下地の腐敗を確認できない、床鳴りは改善されない、建具の高さ調節が必要になる場合がある等
2. 貼り替え工法
貼り替え工法は、その名の通り既存のフローリングを剥がして新しいものへ貼り替える工法を言います。
前述の重ね貼り工法と違い、下地を剥がすため腐敗の状況等が確認でき、問題があれば対処が可能であることやリフォーム後に床面の高さが変わらないため、別途建具の高さ調整が不要という特徴があります。
ただし、現在主流となっている「捨て貼り工法」という工法で既存のフローリングが貼られている場合は、リフォーム後に高さが変わってしまうことがあることに注意が必要です。
<メリット>
下地の腐敗等が確認できる、基本的に床面の高さが変わらず別途工事が不要等
<デメリット>
手間と時間がかかり費用が高い
フローリングリフォームの成功事例①
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
上記は、畳をフローリングに変更した実例です。
<メリット>
畳の表替え等の手間がなくなりお手入れもし易くなる等
<デメリット>
畳よりも体感温度的には冷たく感じる等
[テーマ] 自然素材・木質感 / 用途:指定なし / 素材:指定なし / 広さ:指定なし / 和洋変更:和室→洋室/工期1日程度/概算金額19万円
フローリングリフォームの成功事例②
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
この事例は、マンションの管理規約にある防音性能をクリアした床材を使用することが必須条件の場合における、フローリングのリフォーム実例です。
<メリット>
管理規約にある防音性能をクリア、コーティングで手入れがし易い等
<デメリット>
マンション用の防音性能のある床材を使用するため商品が限られる場合がある等
[テーマ] リノベーション 、 デザイン重視 / 用途:寝室 / 商品名:EIDAI ダイレクトエクセル / 素材:その他 / 広さ:指定なし / 和洋変更:指定なし/ダイニング・洋室・廊下のフローリング貼り替えで工期1週間程度/概算金額16万円(洋室単独)
フローリングリフォームの成功事例③
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
リビングのカーペット床を、フローリングに変更しクロスも白いものへ変更することで、白を基調とした清潔感のある住空間へとリフォームを行った実例です。
<メリット>
全体的に白を基調として統一感のある空間を演出、床の手入れがし易い等
<デメリット>
リフォーム期間中リビングを使用できない等
[テーマ] 明るく広々 、 デザイン重視 、 自然素材・木質感 / 商品名:エイダイ ダイレクトエクセル / 素材:その他 / 広さ:9畳〜12畳(〜約20㎡) / 和洋変更:指定なし / その他採用機器・設備:クロス:リリカラ/工期3日程度/概算金額36万円
1-4. フローリングリフォームの金額相場と必要日数の目安
戸建住宅のフローリングリフォームの金額相場
- 目安価格帯:〜90万円
- 中心価格帯:60万円〜90万円
※70万人以上が利用し、全国約1200社のリフォーム会社が加盟する専門サイト『ホームプロ』の実例金額
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
フローリングのリフォームは、表面の貼り替えだけでなく、下地の劣化状況等により工事範囲や金額が大きく異なるものであるため、あくまで参考程度の目安になりますが、上記の金額がおおよその相場と考えて良いでしょう。
フローリングの貼り替えと同時に、床暖房を導入する場合等は、上記の目安金額とは別に床暖房機器の導入費用等がかかることに注意しましょう。
リフォーム等の建築工事は、部材・商品の質や施工範囲等で大きく金額が変わることを常に念頭に置き、自分の予算と家の状態等を考慮して計画を立てると良いでしょう。
マンションのフローリングリフォームの金額相場
- 目安価格帯:〜90万円
- 中心価格帯:60万円〜90万円
※70万人以上が利用し、全国約1200社のリフォーム会社が加盟する専門サイト『ホームプロ』の実例金額
出典:https://www.homepro.jp/jirei/B145962.html
マンションの場合も、戸建住宅同様におおよそ60万円〜90万円程度が相場のようです。
ただし、マンションの場合は例えば「L-45以下」等のように、管理規約で防音性能に関して規定の数値以上の性能を誇る床材を使用しなければならない等の規約があるため、マンションのフローリングリフォームを行う場合には管理規約を忘れずにチェックしましょう。
フローリングリフォームの必要日数の目安(〜8帖程度) | ||
重ね貼り工法 | おおよそ1日〜2日程度 | |
貼り替え工法 | カーペット→フローリング | おおよそ1日〜2日程度 |
畳→フローリング | ||
フローリング→フローリング |
フローリングリフォームは、2つの工法どちらであっても8帖程度までの広さであれば、おおよそ上記の日数で工事が完了します。
フローリングリフォームは、広さよりも部屋の形状や障害物の有無等の方が工事日数に与える影響が大きいため、例えば同じ帖数のリビングと洋室の場合は、リビングの方がキッチン等の障害物があったり形状が複雑な場合が多いため工期は長くなります。
1-5. フローリングリフォームの全体の流れ
フローリングリフォームの全体の流れ
①情報収集:ネットやカタログ等からリフォームの内容や注意点を調査
②リフォームプランの想定:求めるリフォーム内容や予算等に関して大方の当たりをつける
③候補となるリフォーム会社を数社選定:プランや金額比較のために複数社選定する
④打ち合わせ:複数のリフォーム会社と実際にプランや金額の打ち合わせを行う
⑤プラン・見積もりの精査:各社のコンセプトや金額が自分の理想に合うかを確認
⑥最終的なリフォーム会社の決定:実際に依頼する会社を選定する
⑦プラン修正・金額決定:最終的な打ち合わせを行い仕様や金額を確定させる
⑧工事開始:後述のような流れで工事を行う
⑨完成・引渡し:取り扱いや保証に関する説明を再度しっかりと受ける
フローリングのリフォーム含め、リフォームは主に上記のような流れで行うのが一般的でしょう。
フローリングのリフォームは、工事範囲が広くなる傾向があり金額も膨らむだけでなく、上手に施工しなければ日々の生活に悪影響を与えるものでもあるため、安易に1社を選定して依頼をするのではなく、必ず複数社を比較検討の上依頼をするようにしましょう。
また、リフォーム会社選定等は専門知識が必要になる部分でもあるため、本ページの3章で紹介するようなステップを踏んで、自分と相性の良いリフォーム会社を選定することをおすすめします。
フローリングリフォーム工事当日のおおよその流れ
フローリングのリフォームは、大きく分けて上記の5つの工事工程があります。
工事工程の分かりやすい例として、以下ではカーペットの床をフローリングへリフォームした際の事例写真を掲載します。
ワックス塗装は行わない場合もあるため、その場合には工程が短縮されます。
「カーペット→フローリング」のリフォームの流れ
「工程①」
「工程②〜⑤」
上記は、カーペットをフローリングにする工事ですが、畳やフローリングでも基本的には同様の工程を踏むため、全体の流れとして写真と照らし合わせてイメージを掴んでおくと良いでしょう。
1-6. フローリングリフォームの主な相談先と種類・特徴
フローリングリフォームの主な相談先と種類・特徴 | ||
相談先 | 種類 | 特徴 |
自宅を建築・設計した会社や系列リフォーム会社 | 大手企業の系列リフォーム会社 (ハウスメーカー・ゼネコン・デベロッパー) | 保証やアフターサポートは手厚いが費用が高い傾向にある。また自社物件のリフォームしか行わない場合がある。 |
工務店 | 費用が比較的安価で自社物件等関係なく工事可能だが保証が手薄な場合がある | |
設計事務所 | 提案力が高くデザイン性に富んだ設計をしてもらえる傾向がある | |
床材メーカー・量販店・家具店 | 住宅設備会社 | メーカー選定できない場合があるが安価で商品を購入できる傾向がある |
家電量販店・ホームセンター・家具店 | 比較的安価だが構造等に絡む工事は不得意な場合がある |
フローリングリフォームの相談先としては、大きく分けて「自宅建築に関係する会社」に依頼をするか「メーカー・量販店・家具店」に相談するかの2つに分けることができます。
あくまでおおよそのイメージですが、前者は建築関係の技術力や知識に富むというメリットが、後者は比較的安価に工事ができるというメリットがあると言えるでしょう。
比較的規模の大きな工事や、フローリングと同時にキッチン等の設備や内装の全般的なリフォームを行う場合には、構造も絡む場合があるため自宅の建築会社や設計事務所・工務店等に相談した方が安心ではあるかもしれません。
どの相談先であっても、後述の注意点にもあるように、リフォーム会社の“工事保証”とメーカーの“商品保証”それぞれの内容をしっかりと把握し、安心できる保証を備えた会社に依頼をすることが重要です。
2. フローリングリフォームで絶対に外してはいけない6つの注意点
フローリングのリフォームを行う際には、上記のような6つの絶対に外してはいけない注意点があります。
実際にリフォームを依頼する前に、以下の内容を読んで注意点をしっかりとおさえておきましょう。
2-1. リフォームの内容・進め方・相場等を事前に確認する
実際にリフォーム会社との打ち合わせや、プラン・金額の交渉をスムーズにするためにも、リフォームの内容・進め方・相場等をしっかり確認して、最低限基礎知識を学んでから会社選定等を行いましょう。
例えば、無垢材のフローリングをイメージしていても、写真だけで選択してしまうと思ったものと違う仕上がりになってしまう…ということもあるため、事前にフローリングの種類や材質の違いを理解しておき、イメージ通りのリフォームができるようにしましょう。
また、最も重要な金額面での感覚のズレを防止するためにも、最低限の知識を身に付けておきましょう。
2-2. 周辺設備の劣化の状態等も事前に把握しておく
フローリングのリフォームを行う際には、床面だけでなくクロス等の周辺設備の劣化状況等も事前に確認しておくことで、フローリングと同時に工事が必要な部分が明確化され、一緒に工事を行うことで費用を安く抑えることができます。
例えば、「長年の経年劣化等でクロスが汚れたり剥がれている」「畳をフローリングにする際に押入れもクローゼットに変えたい」等の場合は同時に依頼することで費用を大幅に軽減できます。
同時依頼は、費用面だけでなく全体の仕上がりも綺麗になるため、必ず周辺設備の状態についても事前確認を行ってからリフォーム会社と打ち合わせを行うと良いでしょう。
2-3. 必ず複数社から相見積もりを取る
一般的に、リフォームに関して「大手は高い」といったイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実際にはリフォーム業界は工事の受注状況に基づく会社の手の空き具合等で大きく値段が変わります。
引っ越し業者等と同様に、繁忙期(工事が混み合っている時期)のタイミングでは値段が高騰するという傾向があるため、例えば低予算であるからと安易に中小規模の会社や地元工務店等に依頼をするのではなく、必ず複数社から見積もりを取って内容をしっかりと精査する必要があります。
見積もりの内容でいうと、項目が細分化され一般の人にも分かりやすい表記をしている会社であれば、見えない部分で金額が上乗せされる等の問題も少なく、信頼性の判断材料の一つとして考えられるでしょう。
2-4. 商品保証だけでなく“工事保証”のある会社に依頼する
フローリングは、一般的な家電製品等と同様にメーカーが保証書を発行してくれるのが通常です。
一方で、工事に関してはリフォーム会社それぞれで“工事保証”の有無やその内容が異なるため、リフォーム会社へ依頼をする際には必ず“工事保証”の有無と具体的な内容について確認するようにしましょう。
“工事保証”があることで、仮に施工会社が倒産する等の問題が発生したとしても、返金手続きや別会社で工事を完成してもう等の対応をとってもらえるようになります。
2-5. 工事開始後に追加料金が発生することも想定しておく
フローリングのリフォームを行う場合、解体・撤去後に床材の腐敗が発見される等して追加料金が発生することがあります。
目視では事前確認できない下地の腐敗等に関しては、工事開始後に修繕が必要になる場合があることを想定しておきましょう。
このような内容を、事前に説明してくれる会社とそうでない会社があるため、予算を検討する際には若干の幅を見ると同時に、リフォーム会社にも仮に追加料金が発生する際のおおよその金額を確認しておくと良いでしょう。
2-6. マンションの場合“管理規約”に従う必要がある
マンションのフローリングをリフォームする際には、前述の成功事例に掲載されているように、“管理規約”で定められた防音性能(L-45等の数値)を有する床材を選択して採用しなければならないことに注意しましょう。
従って、フローリングリフォームを検討する際にはまず管理規約の内容を確認して、どの程度の防音性能の床材を選択すべきかを把握して、リフォーム会社と内容を共有するようにしましょう。
3. 最も簡単にフローリングリフォームを成功させるための3ステップ
3-1. ステップ①|リフォーム会社の一括見積もりサイトで複数の見積もりを取る
フローリングのリフォームを成功させるためには、複数のリフォーム会社から見積もりを取得しそれらを比較検討することが必須の重要項目と言えます。
しかしながら、自分の要望に合ったリフォーム会社を自ら複数探すことは非常に難しく、手間もかかるものです。
そこで、無料で手間無く自分の要望に合ったリフォーム会社を多数紹介してもらえる『ホームプロ』や『town life リフォーム』のような“リフォーム会社の一括見積もりサイト”が非常におすすめです。
おすすめ一括見積もりサイト①:『ホームプロ』
『ホームプロ』は、リクルート・大阪ガス・NTT西日本・NTT東日本という有名大手企業が出資している、70万人以上が利用し10年連続で利用者数No.1を誇るリフォーム会社の一括見積もりサイトです。
顧客満足度も90%以上で、以下のような7つの理由から多くの人に利用されています。
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- “工事保証”により会社規模に関係なく安心して依頼ができる
- 実例が写真や金額付きで掲載されているため安心・参考になる
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- 厳しい審査をクリアし日々指導を受けた会社のみが加盟しているため安心
『ホームプロ』は、リフォーム会社紹介サイトで一番古い歴史を持ち、業界トップクラスの実績を誇っています。
大手企業が出資していることからもわかるように、“透明性”・“実績”・“工事保証”という重要な3つの観点から見ても非常に安心して利用できるサイトと言えるでしょう。
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『ホームプロ』は、依頼者が予算や条件等の要望を登録し、その後ホームプロが条件に合うリフォーム会社を最大8社紹介するというシステムになっています。
そして、依頼者は“匿名”で各社と条件や金額の交渉を行えるため、気兼ねなく交渉等を行うことができる点も大きなメリットと言えるでしょう。
出典:https://www.homepro.jp/about/
また、『ホームプロ』は上記の通り“工事保証”が付いているため、万が一施工会社が倒産する等しても手付金の変換もしくは工事の完成が保証されているため安心して利用することができます。
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※法律上500万円未満のリフォームには建設業許可は不要
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そして、万が一の際には前述の“工事保証”があるため、安心して利用することができます。
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おすすめ一括見積もりサイト②:『town life リフォーム』
『town life リフォーム』は、インターネットサイトにおけるリフォーム部門の「利用満足度」・「使いやすさ」・「サイト利用者安心度」でランキング1位を獲得している人気サイトです。(※株式会社リンクアンドパートナーズ調べ)
このサイトでは、独自の一定評価基準をクリアした全国300社以上の業者が登録されており、タウンライフリフォーム上で各リフォーム会社の詳細・事例・商品を見ることができ、各リフォーム会社からの見積もり・提案を比べることが出来るため、各会社の強みの理解、依頼者のニーズに合った会社の発見に繋がり、納得してリフォームを進めることが出来ます。
town lifeリフォームが選ばれる4つの理由
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- “工事保証”により会社規模に関係なく安心して依頼ができる
- 実例が見れるため安心・参考になる
住友不動産、住友林業のリフォーム、ミサワリフォーム等といった大手建設会社のリフォーム部門も多く登録されている等、登録基準をクリアした業者のみが登録されており、工事保証等もあるため安心して利用出来るおすすめサイトです。
念のためホームプロ以外にも、一括見積もりサイトを利用してみたいという場合には、『town life リフォーム』を利用すると良いでしょう。
『town life リフォーム』:複数見積もりが取れる使いやすさNo.1の無料一括見積もりサイト
3-2. ステップ②|複数の会社の提案内容と見積もりを比較する
『ホームプロ』や『town life リフォーム』等の、一括見積もりサイトを利用して複数の会社の見積もりを入手した後、各会社の提案内容と見積もりの内容を必ず比較しましょう。
その際には、前述の通り見積もりが詳細に細分化されて分かりやすい表記がなされているかや、“工事保証”があるか等に注意して比較を行いましょう。
そして、不明な点がある場合は必ずこの段階でリフォーム会社に質問をして不明確な部分が無いようにしましょう。
3-3. ステップ③|各会社と金額交渉し対応の良否含め最良の会社を選定する
複数のリフォーム会社の見積もりと提案内容を比較した後は、プランニングの修正や仕様の変更に伴う金額調整等を行い、予算と希望する工事内容との折り合いがつくように各会社と内容や金額の交渉を行いましょう。
その際には、依頼者の希望を最大限プランに反映させた上で金額を可能な限り圧縮するための対応をしてくれているか等の観点から、リフォーム会社の誠実性や対応力にも注目すると良いでしょう。
その中で、金額やプランだけでなく、自分と相性が良く誠実な1社を選定することでリフォームの成功率・満足度は大きく向上するでしょう。
3-4. 不安な人は第三者の専門コンサルタントに見積もり内容等を見てもらう
ここまで、最も簡単にリフォームを成功させる3つのステップを紹介してきましたが、見積もり及び提案内容の精査・比較にはある程度専門知識が必要であり、尚且つリフォームは失敗すると多額の損害が起きるため自分で精査するのは心配という人は、不動産鑑定士や一級建築士等の専門コンサルタントの意見を聞くのも良いでしょう。
専門コンサルタントの意見を聞くには多少の費用がかかりますが、リフォームを失敗して多額の損失が発生したり建物に大きな負荷をかけてしまうことを考えると、将来の安心にも繋がる等メリットも大きいため、むしろ必要経費と言えるかもしれません。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか?
フローリングのリフォームを成功させるには、まず前提知識としてフローリングについてやリフォームに関する基礎知識を身につけることが大切です。
また、無数にあるリフォーム会社から自分と相性が良く理想のリフォームを実現してくれる会社や、丁寧な工事で安心して依頼ができる会社を自ら探すのは手間もかかり非常に困難です。
そのため、フローリングリフォームに関しては本ページでご紹介してきた注意点やステップを踏み、『ホームプロ』や『town life リフォーム』等のような一括見積もりサイトを利用することで、理想のリフォームを実現できる可能性が飛躍的に向上します。
更に、各会社の見積もりや提案内容の精査に不安がある場合には、専門コンサルタントを利用することでよりリフォーム成功率がアップするでしょう。
リフォームを検討している人は、まず本ページで基礎知識を学び、『ホームプロ』や『town life リフォーム』から見積もりを入手して相場感を掴むことから始めることをおすすめします。
弊社では、不動産鑑定士や一級建築士等の多数のリフォーム専門家と連携してリフォームコンサルティングのサービスを行っておりますので、専門家への相談をご希望の方は無料相談(こちら)よりお気軽にお問い合わせ下さい。
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